GoPro(ゴープロ)

ウェアラブルカメラの雨対策!撥水剤をテストしてみた

ウェアラブルカメラ

GoProを初めとするアクションカムはダイビング等、水没するケースを想定して大抵防水なのですが、レンズに水滴が付くことには意外に弱かったりします。きっちり対策すれば激しい豪雨の中でもしっかり映像記録を残せるので是非参考にしてみてください。

GoProの雨対策は以前にも記事を書いて実験したのですが見事に玉砕。
しかし休日という限られたリソースを最大限に活用するためには、常に映像を記録していける環境は必須要件です。
なので今回は更に強力な撥水剤を調達してきました。

先鋒のrain-Xは、クリーンビューと同じくフェルト状の先端で塗布するタイプですが、より強力という評判です。

 

こちらのミラーコートはスプレータイプのコート剤です。0kmでも飛ぶという頼りがいの有るお言葉に痺れ購入しました。

まず、全く何も塗布しない時の写真をお見せしたいと思います。

 

ウェアラブルカメラ

無加工ではこういう形で水滴がそのままベしゃっと残ってしまいます。しかも速度が出ても中々飛んでいかないので、撮影した映像はモザイクがかかった様な状態になってしまいます。

 

ウェアラブルカメラ

こちらはrain-Xを塗布した状態です。静止画ですとわかりにくいですが、付着した水滴もぷるぷる震えだし、速度や衝撃次第で水滴が飛ぶ様になってきます。最低ラインとしてこのくらいの撥水能力が無いと雨の日の屋外での撮影は厳しいです。

 

ウェアラブルカメラ

最後にミラーコートを塗布した状態です。こちらはrain-Xとも少し違って、大きな粒では残らなくなります。小さな粒を残り、しかも衝撃で飛び易いので雨天でも効果的です。問題はコートそのものが他より剥がれ易いので、出発前に吹いておくのが良いでしょう。

アクションカムは濡れても壊れませんが、ワイパーは無いので何も対策しないと意外と水滴が残りがちです。アクションカムによる撮影は基本的に一発勝負の撮影が多いと思いますし、雨が降ることがわかっている時は事前に撥水剤を塗布しておくと、水滴で映像が駄目になることが無くなりますのでお勧めです。
撮影時の動画も用意したので是非ご覧ください。実際の映像の方が効果をわかりやすいかと思います。