バイクニュース

普通自動二輪から大型自動二輪にアップグレードしたのでレポする

大型

大分暖かくなって来たので、思い切って大型自動二輪の免許を取得しました。これでどの排気量のバイクでも気兼ね無く乗ることが出来ます。免許が無いと新型が出ても試乗すら出来ませんしね…

費用は10万円から

自動車学校によりまちまちですが、私の場合は10万円丁度で教習を受けることが出来ました。これも探せばもっと安いところがありそうです。普通自動車免許のみを所有されている方は、おおよそこの倍くらいの価格となると思えば良いでしょう。

仕事をしながらでも概ね一ヶ月で修了する

普通自動二輪の免許を持っている場合、大型自動二輪を取得するために実技12コマの講習を受ける必要が有ります。学科の必要は有りませんが、シミュレーターは1回だけ入ります。会社に勤めつつ、休日に消化していく場合でも、スムーズに行けば一ヶ月程度で所得出来る計算です。平日の夜間も利用すれば半分程度の時間で終わることができると思います。

もしバイクに関係する免許を全く所有していない場合はもう少し長くなります。良く有るのは、普通自動車免許のみ所有しているパターンですが、この場合学科と実技を含めて32コマの講習を受けなくてはいけません。春の時期は学生が一斉に教習所に通うので、32コマを一ヶ月で消化するのは非常に難しいといわざるを得ません。まず予約を入れることも困難になります。少し長いスパンで教習所に通うことになりますから、その間はカタログを集めたりモチベーションの維持に努めつつ頑張ると良いでしょう。そうしないと確実に通うのが面倒になります。

皆低速走行で詰まっている

基本的に大排気量の低速トルクの有るバイクを使うので、普通自動二輪の時よりも坂道発進等は楽になっています。とはいえ既にバイクの経験の有る方ならどんなバイクに乗っても坂道発進やスラローム、クランクはそれほど難しくないはずです。急制動は最初こそオーバーランしても、12コマの間で確実に止まれる様になります。波状路に関してだけは、ゆっくり抜けようとするとバランスを崩すかエンストを起こしてしまい、かなりの方が詰まっています。ここは半クラッチを上手に使って切り抜けましょう。フルロックでの低速の8の字は難易度以上に肉体的な疲労が大きいのでご注意ください。

教習車のNC750L全然曲がらないじゃん…

教習用のNC750Lは、安全のための諸々の装備を追加して約230kgくらいになっています。そのため跨ってもバイクとの一体感みたいな物は薄く、かなりの重量感を感じます。メットインスペースが有るのでタンク周りは大柄ですし、当然ながら動きにヒラヒラ感は無し。旋回中にバランスを崩したら戻ってこれる気がしません。バーハンドルは動きを押さえるためにはGoodです。ちなみに、これに乗った帰りのセロー250はタイヤの細さや100kg近い重量差も相俟って完全に自転車感覚です。セローめちゃくちゃ自由自在に動くじゃん。

NC750Lはタイヤが太いため、直進安定性は高いですが、中型バイクの車重に慣れているとイメージよりもかなり大回りに旋回していきます。教習中はリーンアウトの姿勢で曲がる様に教わりますが、たまにがっつりイン側に体重をかけたくなるくらいに外側へと膨らみます。エンジンブレーキも当然ながらあまり効かないので中型に比べると止まらない、曲がらない感が強いです。こりゃあスピード出したら膝擦る気でなきゃ曲がらないよ…敷地内の交差点やS字クランクはがっつり倒すイメージで曲げてください。教習車でエンジンガードもしっかりした物が付いていますから、多少こすっても大目に見てもらえます。

世の中にはRC213V-Sを購入する自動車学校があるらしい

最後に完全な余談ですが、静岡県は浜名湖自動車学校はホンダが販売した公道を走れる市販版MotoGPマシンのRC213V-Sを導入したそうです。全国でもRC213V-Sの有る自動車学校は浜名湖自動車学校だけ!ただし教習には使用されない模様。

関連記事

免許取得キャンペーンのまとめ