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GoProの中堅モデル、HERO+ LCDを購入してみた【レビュー】

HERO+ LCD

GoProの数有るラインナップの中でも背面液晶を搭載した稀有なモデルのHERO+ LCDを今日はご紹介したいと思います。中堅モデルですが、いつのまにかかなりお安く入手出来る様になっていました。

Wi-Fi等最新モデルの機能は有している

スペック的にはHERO+とほぼ同じで1080p/60fpsに対応しています。エントリーモデルのHEROに比べ、1080pでもしっかり60fpsに対応してきたのは強みですね。タイムラプスも0.5秒から60秒間隔で撮影が可能で、上位モデルにひけをとりません。画質的にはHERO+やsessionとほぼ同等です。GoProシリーズには手振れ補正が無く、今時のアクションカメラの中ではちょっと機能が寂しく感じます。またSuper ViewやProtuneを含めた多様な撮影モードという点に関して、値段で下回るsessionに負けてしまっているのが残念なところですね。ベーシックなHEROにどんどん装備を足していった結果、値段も相応に高くなってしまったというのがHERO+ LCDになります。

マウント類等はこちらもGoPro用はほとんど使用することが可能です。最近ではHERO4の様なケースから外せるGoPro専用モデルが出てきており、ケース一体型のHERO+シリーズには辛い状況です。ケース一体型の場合、レンズの保護能力が高い等のメリットも有るのですが、あまりこの形は主流では有りません。

 

HERO+ LCD

これがHERO+ LCDの背面液晶です。他のアクションカメラでも、背面液晶が有ると撮影中のモニタリングが非常に楽になります。問題はバッテリーの消耗ですね。HERO+ LCDのバッテリーはHERO4シリーズと同容量ですが、ハウジングケースと一体化しているHERO+はバッテリー交換が出来ません。その為、長時間の運用となると多少不利な部分が出てきます。

またWi-Fiにも対応しており、スマートフォンのGoProアプリで撮影状況を管理することが可能です。最近ではWi-Fiでの接続性が大分改善されてきており、カメラ本体の小さな背面液晶を使用するメリットはあまり無くなりつつある気がします。スマートフォンの出し入れがし辛いシチュエーションでは役に立つのですが…。ちなみに背面液晶を搭載する都合上、GoProの現行ラインナップで最も重い128gとなっています。手に持ってはっきりと「重い!」というわけではなく、他のGoProとあまり差は感じません。しかしドローン等重量にシビアな用途では厳しいです。

いつの間にか値落ちしていてお買い得に

HERO+ LCDはカタログ落ちという話でしたが、それより先にsessionがマイナーチェンジされる等、何だかんだ言って延命されています。今回私はこのモデルを3万円で購入することが出来ました。この値段は同じくエントリーモデルのsessionやHERO+と同じ値段です。

元々HERO+ LCDは性能の割に定価4万円とコストパフォーマンスに難の有るモデルでしたが、HERO+と同じくらいまで値下がりし、おまけに背面液晶が付いてくるならそこそこお買い得と言えるでしょう。ただsessionのコストパフォーマンスも依然として高く、スマートフォンをお持ちの方にはあまり魅力的な1台ではないかもしれません。

非常に強くおすすめ、という個性の強いモデルでは有りませんが、アクションカメラとしての基本性能は十分高く、値段で他のモデルを下回ってきたら購入してみるのも一つの手です。

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