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UnderPowerMotors

バイク総合データベースサイト

イラストテーマ:「MotorniaTT」

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※このページは各イラストの繋がりをよりお楽しみ頂く為の物で、実在の名称・団体とは一切関係有りません。

■舞台設定

劇中の時代は現代よりも資源の枯渇といった荒廃が進んでおり、生活環境も悪化している。特に農業分野はダメージが大きく、食料の確保が難しくなっている。

物語の舞台になるモータニア共和国は科学技術が高度に発展した国で、工業製品の輸出で成り立っている。特にレースに関連した機械分野に突出した技術力を持っており、人体の機械化や薬物といった分野にも独自の研究機関が多数存在する。経済規模は大きいが、貧富の差が非常に激しいことでも知られている。10%に満たない貴族階級が国内の富の70%以上を保持している為、それ以外の国民は貧しく街にはスラム街が目立つ。モータースポーツは国民的に人気の有るスポーツで、トップクラスのライダー、あるいはドライバーの生活水準は高い。下層の国民はジャンク置き場からマシンを得て一攫千金を狙っている。

モータニアTT(Tourist Trophy)は4年に1度開かれる同国内のトップカテゴリーに位置するレースである。元々は建国当時に議会の席数をレース結果で振り分けたことが始まり。国内の貴族階級の中でも特に上位の家がマシンを用意し、その順位を競う。レースの順位により受ける権益は年々拡大しており、順位が一つ前後するだけでも多大な影響を受ける。

会場の大半が市街地で行われる都合上、ライダーの死亡率は高く、家督を継ぐ男性がライダーを勤めることは無かった。女性、特に長女が伝統的に参戦しており、レースそのものが観光資源の役割を兼ねる今日でも、出走するライダーは全員女性である。国内の10の都市を転戦し、最終戦は例年首都エストアで開催される。

 

Kawasaki ZX-10R アリシア・スタッフォード

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現在22歳。同国内でもかなり下級階層の出身で、元々はZX-6Rで地元の賭けレースに出走して生活費を得ていた。骨化性線維異形成症を患う妹がおり、レース活動でその治療費を稼いでいる。趙家現当主、趙深緑にスカウトされ、優勝時の多額の報奨金を条件に今シーズンよりZX-10Rで初参戦。それに合わせヘルメットをSHOEIの新型に切り替えている。

GPの優勝ライダーの地位は高く、その後の生活においても様々な特権が付与されている。下級階層を脱出する確実な手段として広く認知されているが、例年死傷者が出ることから、優秀なライダーといえど当然リスクは高い。

 

Kawasaki Z1000 ソフィア・エバンス

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趙家のメイドだが、レース開催中はアリシアのサポートスタッフとしても活動している。武闘派で知られる趙家のメイドだけ有り、彼女も護身術から銃器の取り扱いまで幅広く習得しています。ちなみにモータニアではメイドと言えどそれなりの社会階級に属していないとなれない。更にこの国では大型バイクとフルカウルに乗るのは、社会的なステータスになっている。レース用途を除けば、これらのバイクに乗れる人物は極わずかである。搭乗するバイクを見れば、そのメイドの素性や勤める家がどのレベルかは大体想像が付くのだ。

 

Honda CBR1000RR クラウディア・モレッティ

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モータニアの開国に携わった貴族の中でも最も格式高く、最大勢力のモレッティ家の長女。近年モータニアTTも先鋭化しており、多くの家がレースに専門のライダーを雇う中、直系で出場してなおかつ優勝候補というのは稀有な例である。20歳で初参戦、以後3シーズンに渡ってシリーズチャンピオンを獲得している。過去のシーズンでは常に部類の速さを誇っていたが、去年は西園寺 灯を相手に一敗を喫している。既に3連覇のチャンピオンということも有り、内外への発言力は非常に強い。ライダーの死亡率は高い為、当主を妹に譲っているが、実質的なリーダーシップを取っている。また各家がそれぞれの分野でレース全体のサポートを行う中、モレッティ家は特に力を入れており、アパレルやドリンク等、レース関係のグッズを提供しているメーカーを多数運営している。

 

Suzuki GSX-R1000 西園寺 灯

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彼女は今では没落した下級貴族の出身。身長155cmと全ライダーの中でも最も小柄である。その生まれの為にやや苛烈な性格で、攻撃的なライディングで知られる。元々はモトクロスの分野で活躍していたが、一帯を管理していた風貴院家当主によってその年のGPライダーに選出された。前回参戦した当時は14歳、勿論最年少の参加であった。下位クラスでの実績も無く異例の形で参戦し、結果的にはGSXを乗りこなして、その年のランキングを2位で終えている。昨シーズン2位以下のライダーの中で唯一1勝を上げており、クラウディアのリタイアしていないレースで優勝したのは彼女のみ。2度目となる今シーズンでは優勝候補に名を連ねている。

 

■Yamaha YZF-R1 クラーラ・エフチェーエワ

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クラウディア同様、貴族の長女に生まれた。本人も幼少の頃からライダーとしての教育を受けており、トップカテゴリーでの経験も豊富である。昨年はクラウディアや灯に押され、4位でシーズンを終えている。出生や経歴の面から、特にクラウディアとの親交は厚い。レース中のクラッシュで重傷を負ったが、体の大部分を機械化することでレースに復帰した。その際マシンも新型YZF-R1に乗り換えた。出走するライダーの中でもここまで体を機械に置き換えた例は無く、その為レギュレーションを隙間を突いたシステムも導入されている。大脳とECUがリンクすることで、マシンやコースのコンディションを正確に把握出来る他、サスペンションセッティングの可変やマッピングの書き換え等も走行中で自在に行える。

 

Illustration by ジッツ