50cc~

PW50 (ヤマハ)

ヤマハ PW50

キッズ向けのモトクロッサー、PW50の紹介です。海外では幼い頃からモトクロスを経験しているライダーは多く、実際MotoGPライダーの中にもモトクロスからキャリアを始めたライダーがいます。我が子をライダーとして育てたい親御さんには是非検討して欲しい一台です。

ヤマハブルーのキッズ向けモトクロッサー

ヤマハ PW50

PW50は完全に子供サイズな小さな車体に、モトクロッサーらしさを取り込んだスタイルです。シュラウドには地味にヤマハのブロックパターンが光ります。カラーリングもヤマハ特有のブルーで塗装し、レースマシンらしさを演出します。ゼッケンのスペースもしっかりと確保された、子供向けながら本格派です。フォークは正立式ですが、最近インナーチューブが26φに大径化、アウターチューブもアルミニウムで軽量化されました。ブレーキは前後共にドラムブレーキ仕様です。キャストホイールのサイズは前後10インチとなります。分厚いシートはすわり心地も良さそうですね。シート高が475mmmと完全に子供の体格に合わせたサイズをしています。

 

ヤマハ PW50

PW50のエンジンは49cc空冷2ストローク単気筒です。子供が2ストロークフリークに育つこと請け合いです。燃料はガソリンとオイルの混合給油、燃料供給をキャブレターで行います。始動はキック式の為、慣れるまで少しコツが必要ですね。フレームはバックボーンフレームの為、エンジンの剥き出し感が強くなっています。

またPW50はクラッチ操作の難しい子供向けに遠心クラッチを使用したオートマチック車です。キッズバイクとして極力操作を簡略化し、ライディングに集中出来る様にしています。その代わりに左右のレバーはハンドブレーキになっており、自転車と同じ操作感で子供にもわかりやすい組立てです。また駆動方式がメンテナンスフリーなシャフトドライブになっているのもポイントでしょう。購入後にマメな点検が必要無く、お父さん的には嬉しいですね。

車重は41kgと子供でも起こせる様に相当軽く作られています。自転車に比べれば重たいですが、何とか引き起こせなくも無い数字です。

価格は約15万円とヤマハのモトクロッサーの中で最も低価格です。トップ画像の様な本当に小さい子供に与える物としてはやや高価かもしれませんが、入門バイクとして価格は抑えています。ストライダーの様な自転車系の乗り物も良いですが、エンジン付きのバイクで走るオフロードも面白いですよ。

子供向けということで、このPW50の耐加重は25kgに設計されています。大人が乗ってもサーカスの熊状態ですし、まず無いと思いますが、一応お気をつけ下さい。

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