600cc~

モンスター821 (ドゥカティ)

ドゥカティ モンスター821

ドゥカティのミドルクラスネイキッド、Monster821。Lツインのうねったエキゾーストパイプや真っ赤なトラスフレームで見た目のインパクトも高いバイクです。

ドゥカティの攻撃的なミドルクラス

ドゥカティ モンスター821

スタイリングは真っ赤で大きなタンクが目を引きます。容量17.5Lと実用性もたっぷりで、ツーリングでの使用にも適しています。ドゥカティのレースシーンからフィードバックされたトラスフレームは見た目も鮮やかでモンスターを象徴するアイテムでも有ります。

サスペンションはフロントに43φの倒立フォーク、リアにザックス製減衰力調整式のモノショックを装備しています。ブレーキは320mmのセミフローティングダブルディスクブレーキにBremboのM4モノブロックキャリパー、リア245mmのシングルディスクにBremboの2ピストンキャリパーの組み合わせです。ホイールは前後17インチ。タイヤはフロント120/70-17、リア180/60-17のピレリ製ディアブロロッソ2を装着します。

エンジンは821ccL型2気筒のテスタストレッタ11° DS(Dual spark)。燃焼室から排出されたガスに外気を混ぜ、未燃焼ガスの問題を解決するセカンダリ・エア・システムを搭載しています。ユーロ圏における厳しい規制水準をクリアしつつ、ドゥカティらしくパフォーマンス面も追及したエンジンです。最大出力は112馬力/9250回転(国内仕様は101馬力/8000回転)となります。ボアストロークは88×67.5mm、圧縮比は12.8:1です。4バルブの駆動に高精度のデスモドロミックを使用している都合上、性能の維持には30000km毎の調整が必要になってきます。

スロットルは電子制御のライド・バイ・ワイヤで、ECUを介してFIを制御します。3モードのライディングモードに対応し、ABSやDTC(Ducati Traction Control)の介入具合をライダーの好みで使い分ける仕組みです。トランスミッションは6速MT仕様、クラッチにはシフトダウン時のホッピングを防ぐスリッパークラッチを内蔵します。シートは高さ調整が出来る様になっており、785mmから810mmの範囲で動かすことが出来ます。ネイキッドの為、大型バイクでもシート高は低く設計されていますね。

 

ドゥカティ モンスター821

こちらは全体をブラックにまとまられたMonster 821 Dark。タンクの艶が抑えられ、フレームも黒く塗られた結果、重厚で渋い大人好みのモデルに仕上がっています。またこの821 Drakですが、シングルシートが外されタンデムシート仕様となっています。

 

ドゥカティ モンスター821

これもカラーバリエーションモデルの一つで、Monster 821 Stripe。通常の821に比べ、白地のストライプが入ってレーシーさを増しています。またこのモデルではビキニカウルが標準装備され、わずかにフロントのデザインを変えているのが特徴です。スペック面は全モデル共通ですが、821StripeではフロントフォークがKYB製43φ減衰力調整式倒立フォークに変更されました。

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