600cc~

タイガー800XC (トライアンフ)

トライアンフ タイガー800XC

TIGER800の中でもオフロード寄りに調整されたのがこのTIGER800XC。大排気量のバイクでオフロードを攻めたいという方にはこちらの方がおすすめです。

トライアンフの大排気量オフロード

トライアンフ タイガー800XC

TIGER800XRに比べ、こちらはフロント21インチ、リア17インチのスポークホイールでオフロード仕様になっています。写真の様な砂利道でも衝撃が穏やかになり、オフロードでの走行機会の多い方は特に恩恵を受けられそうですね。デザイン的な違いとしては、こちらは飛び石等からライトを守る嘴が付いているのがポイントです。サスペンションはSHOWA製だったXRに比べ、こちらはWPのサスを使用しています。減衰力の調整も可能ですし、オフロード走行を想定してサスペンションのストローク量を増やしています。ブレーキは308mmのダブルディスクと、255mmのシングルディスクを装着します。

エンジンは800cc水冷並列3気筒を搭載します。圧縮比は11.3:1、ボアストローク74.1mm×61.9 mmです。ピークパワーは95馬力/9250回転と800XRと変わりは有りません。過度なスライドを抑制するトライアンフ・トラクションコントロール等、電子制御の類もしっかり対応しています。トランスミッションは6速MT仕様です。シート高はこちらの方が高く、840mmから860mmとなっています。ローシート仕様で、790mmまで落とせますから、オフロードバイクとしては足は付き易い部類です。車重は最も軽いベースグレードでも乾燥重量201kg有りますから、足場の悪いオフロードで慣れるまで重く感じるかもしれません。

 

トライアンフ タイガー800XC

これは上位グレードのTIGER800XCAです。ベースグレードのXCに比べ、大型のアンダーガードやエンジンガード、追加のフォグランプやリアキャリア等大幅に装備を増やしています。オフロードで派手に転倒することも視野に入っている方はこのくらい防御力の高い方が安心でしょう。センタースタンドの存在も、メンテナンスの機会の多いオフロードバイクには嬉しい装備と言えます。見えない所では、グリップヒーターやシートヒーターと言った快適装備も搭載しています。更に12Vの電源ソケットが3つも装備されている為、拡張性は十分です。エンジン出力は変わりませんが、ライディングモードの追加で、よりオフロードで扱い易いマシンに仕立てられています。オフロードまでの移動もクルーズコントロールの搭載により、負担の少ない仕様になっています。

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