GoPro(ゴープロ)

GoPro HERO5をとにかくおすすめする理由がこれ

 

それでも僕がHERO5をおすすめする理由がこれ

遂にHERO4からHERO5にモデルチェンジしたGoPro。とはいえここに来るまでに相当な数の製品が出ており、Amazonなどの市場では今もそれらが混在しています。その中でHERO5をピンポイントでおすすめする理由をまとめました。

依然としてエントリークラスに人気が有る?

このブログとしては機能面や価格面をトータルに考え、現状初めての方にもHERO5、特に横長のHERO5 Blackをおすすめしています。市場の売れ筋が1万円から2万円くらいの製品であることから考えるとやや高いです。

他社製ウェアラブルカメラの出来について、ここでは敢えて触れませんが、GoProに関して言えばHERO3など既に数世代古い製品が安いという理由で買われていく現状です。基本的に家電製品の性能は日進月歩ですので、一定以上の古さの製品はあまりおすすめしません。初代sessionくらいはまだOKですが、個人的にHERO+などはやや古いように感じます。

HERO5はGoProシリーズの決定版

HERO5はHEROから始まってHERO4、sessionと進化を続けてきたシリーズの中でも機能的に非常に成熟したモデルです。いうならば、1.0の製品が1.3、1.5とバージョンアップを繰り返して1.8くらいで一番安定してくるあの状態に有ります。勿論電子式手振れ補正などHERO5独自の機能も有りますが、HERO5はこれまでの製品の欠点を解消してきているのでこれからGoProに触れる方にも広くおすすめできる製品です。

HERO5 BlackはHERO4よりもユーザー目線の製品

例えば前のフラッグシップHERO4 Blackですが、実際は一つ下のHERO4 Silverの方に人気が有りました。4Kの対応度でBlackの方が上回っていましたが、ユーザーには背面液晶の有るSilverの方が需要が有ったのです。これを踏まえてHERO5 Blackでは背面液晶が標準装備されました。なので中古のHERO4 Blackを狙うくらいならHERO5の方が良いですし、HERO4 Silverと比較しても画質のアドバンテージが有ります。

弱点の無くなったHERO5 session

次にHERO5 sessionですが、こちらは従来のsessionの性能を大幅にアップさせたモデルです。例えばそれまでのsessionは軽くコンパクトなボディが売りな反面、4K解像度には対応しておらず、画質面で差をつけられていました。依然として1080p120fps等コアな撮影モードで差別化されていますが、ユーザーが欲しかった4K30fpsは盛り込まれたことで守備範囲を広げています。その他、静止画画質もアップしたので写真撮影に使う方にも良い製品となっています。ナイトフォト・ナイトラプスなど夜間への耐性が向上したのも見逃せないポイントです。

価格がお買い求めやすくなった

以前のフラッグシップに当たるHERO4 Blackはモデルによって差が有るものの約5万円というウェアラブルカメラの中でも高額な製品でした。予算に余裕のあるテレビ局の撮影には見かけましたが個人が買うにはちょっと高く、エントリークラスの製品との価格の開きも有りました。

しかしHERO5になってからは価格の改定により通常で4万円丁度、セールで3万円後半まで値下がる傾向に有り、その下の製品との価格差が小さくなっています。逆にこのくらいまで値下がってくると、安いカメラにもうちょっと足してHERO5買った方が良いのではという感じています。

ちなみにsessinシリーズは、HERO5 sessionと下のモデルとの価格差が1万円を切っているため、4Kの撮影も可能なHERO5 sessinが間違い無くおすすめです。

カメラ沼を回避できる

 

それでも僕がHERO5をおすすめする理由がこれ

実はウェアラブルカメラにもいわゆるカメラ沼が存在します。このクラスでこのくらい撮れるんだから、もっと良いカメラにすればもっと良い物が撮れるという気になるアレです。

一眼レフに比べれば大したことは有りませんが、動画作りが本格化すると当然今有る機材の不満というのも出てきます。月収でも買えないフルサイズの一眼レフと比べて、HERO5の価格はそこまで高くないだけに、かえって買ってしまいそうになります。

最初からHERO5を買っておけば余計な出費が抑えられる上に、これで満足できない場合はVRなど方向性の問題なので迷わずGoProからシフトすることも可能です。

逆に古いGoProは?

HERO5がおすすめなことは書きましたが、逆に美味しい時期を過ぎてしまったモデルもここで書いておきたいと思います。激安で購入できるなら別ですが、個人的に今敢えて新品購入しなくても良いかなと思っているモデルになります。

  • HERO3
  • HERO
  • HERO+
  • HERO4 Black(Surf&Adventure)
  • HERO4 Silver(Surf&Adventure)

HERO+ LCDも入れるか迷いましたが、現状1万円半ばほどで推移しているので、このくらいの価格なら、まぁ本当に入門の意味でお試しに買ってみるには悪くないのかなと一覧には含めていません。HERO session初期型(CHDHS-101-JP)も付属品が豪華な為、ここでは外しています。

迷ったらとりあえずHERO5 Black

以上の点から現状GoProという製品を手に取って見たい方にはHERO5 Blackが間違い無くおすすめです。HERO5 sessionでも良いのですが、バッテリー交換もできて長時間の撮影に対応しやすく、使い方を選びません。撮影モードの豊富さ、画質の確かさでもGoPro中最も高性能な位置づけです。

2017年11月追記

新型のGoPro、HERO6 Blackが発売されました。
内部のCPUの強化によって、スロー撮影など撮影モードが一層進化しており、価格的にも今の所HERO5を購入するよりHERO6の方がお得感が有ります。

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