GoPro(ゴープロ)

GoProの音声録音用にヘルメットにマイクを仕込んだお話

ヘルメットにマイク

動画制作に実況的な要素は不要と思っていましたが、時代は明らかにそちらへ向かっているのでこの度走行中の音声を拾えるようにマイクを追加しました。とはいえ、機材さえ有れば誰でも設置出来るような内容です。

ヘルメット内側にクリップで取付

フルフェイスヘルメットなら顎の周りにクリップで留めることが可能です。スペース的にも余裕が有り、クリップを挟むポイントも有るので設置そのものは簡単な作業です。この写真ではSONYのECM-CS10を使用しました。あくまで声を拾うだけですので、ここでは単一指向性のマイクを使います。風切音を拾わないためにも、全指向性マイクは避けた方が良いでしょう。

現在はヘルメットにこの様にクリップで留めています。配線は首から出して、胸ポケットのICレコーダーにつながっています。もし走行中の風の音が気になるなら、別途ウインドジャマーを設ければかなり低減することが出来ます。このサイズのマイクなので、毛羽立ったウエスでも巻きつけておけば十分です。100円ショップに有るコットンパフならサイズも丁度良く、1パックで大量に入ってくるので頻繁に交換しても恐らく一生困りません。

ただエンジンサウンドやエキゾーストノートも拾いたい場合、マイクがヘルメットの中ではやはり限界が有ります。機材は増えますが、それ専用にマイクを用意していく形になるかと思います。

余談ですが、オフヘルメットの方が顎周りにスペースの余裕が有り、設置が容易です。オフ車乗りの方は簡単にマイクを設置できます。

ノイズ対策には別途ICレコーダーが効果あり

アクションカメラの一部機種は外部マイクを接続できる様になっていますが、カメラに直付けではノイズを完全に取り切れない場合が有ります。ヘルメット内部と言えど盛大な風切り音が入ってくるので、単にマイクを付けるだけでなく、ノイズキャンセリング機能を持つレコーダーを併用すると収録中のノイズを大幅に減らすことが出来ます。私はオリンパスのVN-722PCを使用していますが、これで高速道路の走行中でもかなりクリアな音質を確保することが出来ます。YouTubeでも熱心なユーザーは既にICレコーダーの収録を行っているので、音声のノイズが酷い様でしたら導入してみるのも一つの手です。

また、ICレコーダーを使うと動画ファイルと音声ファイルが別々になってしまうので、動画編集時、音声がズレない様にミックスする必要が有ります。動画撮影開始時に、声を出す、動画にサインを入れるなど、タイミングを図り易くすると、編集時の苦労が少なくなります。

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