GoPro(ゴープロ)

動画編集に使えるフリーの音楽素材サイトを紹介する

動画編集に凝り出すと、テレビのバラエティ番組の様な効果音やBGMがすぐに欲しくなってきます。音源の合成自体は編集ソフトならどれでも付属する様な機能ですので、ここでは実際に使用するフリー素材を提供しているサイトをご紹介します。

YouTubeオーディオライブラリー

動画投稿サイト大手のYouTubeではクリエイター向けにフリーの音楽素材を多数提供しています。ジャズ・ロック・クラシック等ジャンル別時間別に分けられており、自分の動画に適した素材を見つけやすくなっています。投稿した動画にペタッと合成する形でも良いですし、ダウンロードして最適な尺に加工して使うことも出来ます。YouTubeはプラットフォーム上で字幕の挿入機能等も用意されており、手厚いサービスを受けることが可能です。

DOVA-SYNDROME

DOVAは私が個人的に良く利用しているサイトです。5分を超える様な長い曲、ボーカル有りの曲が多数揃っており、長編動画を作る時にも助かります。レトロ調の曲等、国内ユーザーに受け易い曲にも強い印象です。効果音等も揃っている為、ここ一つでも動画作りに必要な音源は粗方揃えることが出来ます。

audionautix

Free Production Music by Jason Shaw

audionautixは海外のサイトですが、手持ちの音楽素材サイトでぴったりの物が見つからなかった時等に良く利用しています。クリエイターのタイプが異なるのか、国内の音楽素材とも少し違った毛色の曲調を探すことが出来ます。言語は全て英語になりますが、カテゴリー毎に細かく整理されているので求める素材は探しやすくなっています。

効果音ラボ

やはりBGM以外にもちょっとした効果音が欲しい時というのが、特にツーリング系の動画では多々有ります。注目を集めたり、笑いを誘ったりといった小道具として使える素材が数多く公開されている効果音ラボさんは知っておくと間違い無く動画作りの幅が広がります。

クレジット表示を忘れずに

ほとんどの場合、音楽素材は無料で提供されているため、後で金銭的なトラブルを招くということはまず無いです。ただし自分の動画に使用しているBGMがどこから提供されているのかわからない状態にしておくのは著作権の取り扱い上、あまり良く有りません。この場合、エンドロールや動画の詳細欄にクレジットを入れておくだけでも、無用なトラブルを回避することが出来ます。ほとんどの素材サイトでは利用規約としてクレジット表記に関する項目が有るはずですので、利用する前に一度目を通しておくと安心して使うことが出来るでしょう。また、貴方の動画を閲覧したクリエイターもその音源を見つけることが出来るため、何処かにサイトへのリンクを設置しておくことは他の方を助けることにもつながります。

これから動画編集を始める方におすすめのソフト

今時はカメラメーカー等から付属の動画編集ソフトが付いてきたりしますが、より強力な編集機能が必要になった時は、フリーで高性能な動画編集ソフトを活用することが出来ます。

AviUtlはフリーソフトの中でも、使用実績が多数有り、プラグインによる拡張で最新の動画編集に対応します。aviのみならず、MP4やMOVのファイルを読み込むことも出来る他、動いている物に対するモザイク処理や字幕の挿入、複数の動画を取り込んでカット&ペーストも行える為、中級者レベルの動画編集なら余裕でこなしてくれます。YouTubeやニコニコ動画にアップロードされている動画ならこれで問題無く制作することが出来るでしょう。使用ノウハウも膨大な為、欲しい機能は粗方開発されているのも嬉しいところですね。ただ最近出始めた4KやVRには別途専用ソフトがやはり必要ですからご注意下さい。