250cc~

CB500F (ホンダ)

ホンダ CB500F

2016年にマイナーチェンジしたホンダのCB500F。従来のモデルよりもシャープさを増して、更にストリートファイターらしいルックスになりました。

ホンダの500ccストリートファイター

ホンダ CB500F

サーキットよりもストリートでの使い易さを重視したネイキッドバイクのCB500F。このモデルでは、シュラウドやリアシート周り、マフラー等大きくデザインを変えてきました。特にマフラーは異形断面のスポーティな物に変わり、全体の雰囲気をカッチリとした方向に引き締めています。より精悍な顔になったヘッドライトも、LED化されて高級感を演出します。どこか丸みの有った先代に比べ、こちらは数段スタイリッシュになったことで、スポーツバイクらしい仕上がりですね。ホンダらしいトリコロールカラーは、リムステッカーまで3色に塗り分けたお洒落なカラーリングです。

サスペンションはフロントにφ41の正立フォークを使用しています。このフロントフォークにはプリロードの調整機能が設けられているので、走行シーンや荷物の有無で足回りのセッティングが可能です。リアにも同様にプリロード調整可能なリンク式のモノショックが装備されています。

ブレーキは320mmと240mmのシングルウェーブディスク仕様。ブレーキレバーに調整機能が設けられ、5段階のポジションを使い分けることが出来ます。個々人の掌のサイズに合わせることが出来るので、普段の何気ないブレーキのフィーリングも改善しています。ホイールは前後17インチの鋳造アルミキャストホイールに120/70-17、160/60-17のサイズを装着します。

 

ホンダ CB500F

エンジンは471cc4ストローク水冷2気筒。ボアストロークは67mm×66.8mmで、ストロークアップによってCB400Fに対し、72ccの差を付けています。8つのバルブは吸気21.5mm、排気26mmを使用します。最大出力は47馬力/8500回転で、意外にCB400Fと比べて馬力は向上していません。ただし最大トルクは3.3kg-m/7000回転と大きく向上している為、ストップ&ゴーの多いストリートでは恩恵を受けられるでしょう。燃料供給にはホンダのPGM-FIを使用しています。6速MTのギア比もより市街地の快適性を追求する形で修正されました。フレームは35φのスチール鋼管のダイヤモンドフレームです。車重は190kgとほどほどに軽く、シートも785mmと普段使いしやすい高さです。燃料タンクは16.7Lと1L弱大型化されているので、航続距離を伸ばしています。125ccクラスからのステップアップとしても推奨されており、初心者からある程度経験の有るユーザーまで楽しめる懐の深いバイクになっています。

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