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BMW F800GSで魅せるレザーアートが凄い

BMW F800GS

今回紹介するのはケーシー・ガンチェル氏が制作した私物のBMW F800GS。オフロード走行が趣味の同氏の好みを反映した、レザーによるカスタムの施された珍しい一台です。

BMW F800GS

同氏はレザーを用いた壁紙や家具も製作していますが、ここではシュラウドやシートカウルに自身で細工したレザーを貼り込んでいます。タンクやシートにレザーを貼るカスタムはアメリカンなどクラシックなバイクに施されることが多いのですが、現代的なF800GSの車体とも上手くマッチしていますね。女性クリエイターならではの繊細な絵柄は近くで見ると迫力満点です。樹脂のシュラウドでは出せない独特の質感がカスタムバイクらしい仕上がりと言えます。
またよく見るとF800GSそのものもオフロード重視のブロックタイヤに変更されていたり、ミラー形状をバーエンドタイプに変えていたりと個人のスタイルに合わせて細かく手が入っています。

 

BMW F800GS

タンデムベルトも刻印入りのレザーに変更されています。このレザーの光沢感の維持には日頃のケアが欠かせないそうですが、それにしてもインパクトが強くユニークなカスタムと言えるでしょう。
単にレザーを貼る以上に手間がかかっているため、今回の全パーツで約2ヶ月かかっているそうです。
日本国内ではデカールやカウルキットによる外装カスタムの例は多いですが、こうした個人の手間のかかったカスタムも参考にしたいですね。