50cc~

スズキ イントルーダー 150 はここが凄い!!

スズキ イントルーダー 150

スズキはインド市場向けに150ccクラスの新型クルーザー、イントルーダーの販売をスタートさせました。現行のイントルーダーシリーズとしては最小排気量ですが、迫力のボディはクラスを超えたラグジュアリーさを感じさせる一台です。

イントルーダー 2018-

スズキ イントルーダー 150

スタイリングは大排気量のブルバードの様な少し垂れ気味のヘッドライトが特徴的で、スズキのクルーザーらしい造形です。インド向けにスズキが同排気量で販売しているジクサーとはかなり異なるスタイリングで、こちらの方はどっしりとした力強さを感じます。ボディの大部分をカウルが包んでいるため、エンジンの小ささが気にならず、排気量以上に大きく見えますね。しかしシートは740mmと低いので、足つき性は良好です。車両重量も148kgで、クルーザーとしては軽く扱いやすい車体と言えます。マフラーはイントルーダー専用のマフラーが装備されており、スポーティなジクサーのマフラーに比べるとラグジュアリーさにおいて勝っています。150ccはコスト的な制約も大きい中、デザイン的には非常に頑張っています。
車体サイズは2130×805×1095mmです。これは125~150ccの範囲ではかなり大柄で、250ccに近いサイズ感です。ホイールベースも1405mmのロングホイールベース仕様です。

サスペンションはフロントが正立フォーク、リアはモノショックでこの辺りのパーツ構成はジクサーなど兄弟機と変わりません。ただイントルーダーは安定性重視のクルーザーのため、キャスター角やトレール量の変更など、セッティングを専用設計としています。
ブレーキは前後ディスクブレーキ。キャリパーはBYBRE製で、ABSも標準装備されています。ホイールは前後17インチのキャストホイールにフロント100/80-17、リア140/60-17のチューブレスタイヤを履いています。

スズキ イントルーダー 150

エンジンは154.9ccの空冷単気筒。ボアストロークは56×62.9mmで、最高出力は14.8馬力/8000回転、最大トルク1.42kg・m/6000回転となっています。基本的にジクサーに搭載されている物と同じSEPエンジンですが、こちらは燃料供給にキャブレターを使用しています。日本国内で正規に販売するにはこの辺りがちょっとネックとなりそうです。トランスミッションは5速MTです。
燃料タンクがジクサーより1L小さい11L になっていますが、このエンジンの燃費性能の良さはジクサーで証明済みなのでロングライドにもそれほど不自由しないはずです。

気になる価格ですが、インド本国では20万円ほどの安価に販売されています。ジクサー同様、国内での取扱いも期待したいですね。

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