バイク ヘルメット

ICONの新作ヘルメットAirfliteが出たのでラッピングベースとして考察してみる

私がヘルメットカスタムのベースとして気に入っているICONの新作が登場しました。ガチガチのスポーツ向けフルフェイスに見えつつ、インナーサンバイザーも入った便利な奴です。

名前はAirflite

Airfliteは同社中堅モデルのAirmadaの上、Airframe Proの下といった感じで高級機に位置づけられています。それでもSHOEIなどより安いけどね。国内でも30000円くらいで帰るので、カスタムベースとしては有りかも。実用性も結構高いからツーリングにも使いやすいです。

基本デザインはこんな感じ!

Airflite

SHOEIのX-Fourteenの様な流線型のエアロフォルムが特徴的です。比較的オーソドックスなフルフェイス形状をしていた下位モデルに比べるとかなり前衛的なフォルムになっています。

見た目フルフェイスですが、ジェットヘルメットみたいにマウスシャッター付近までをカバーする大型シールドが付いているのが特徴です。シールドが覆うマウスシャッターのデザインも独特で、シンプソンなどとはまた違った迫力が有ります。側頭部にはインナーサンバイザーを上下させる小さなスイッチが有り、ICONの今までのサンバイザースイッチと比べると大幅に小型化されています。

これ意外と難しいな…。

正直このブログ的にはラッピングベースとして使いやすいかが結構大事なポイントなのですが、このAirfliteはちょっと癖が強くて製作が難しいかもしれません。

Airflite

まず側面はこんな感じです。シールドカバー周りも綺麗に一体化されていて不要なカットが必要ないのは良いですね。後頭部のエアロパーツを色分けする気が無ければイラストやロゴを設置出来るエリアもICONの他のモデルに劣りません。全ヘルメット中でも広い部類です。
ただしシールドカバーの凹凸で大きいイラストは歪むかもしれないことと、サンバイザーのスイッチの切れ込みやシールドの下のシェルに綺麗に貼るのには気を使いそうです。

Airflite

後頭部は広い面積が確保されており、イラストを貼って後方からはっきり視認出来るだけのスペースが確保されています。ただし『AIRFLITE』のロゴの下に真一文字の盛り上がりが作られているため、そこで皺が入るかもしれません。それをクリアできれば非常に遊べそうです。この後頭部の広さはAirfliteの特徴かも。

Webikeなどで取り寄せ可能

外国メーカーのヘルメットは常時在庫有りという訳にいきませんが、Webikeなどで普通に取り寄せることが出来ます。Airfliteも既に取り寄せ可能です。価格は本国価格290ドルに対し37000円…普通だな。
インナーサンバイザー付きだと、例えばGT-airなどとそれほど変わらない価格です。国産には無いデザイン性の高いヘルメットが欲しいなら十分有りでしょう。