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GoPro チェストハーネスマウントが下向きに撮れてしまう時の対策

2016年2月11日

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GoPro チェストハーネスマウント

GoProのマウントを購入される時にまず候補に挙がるのが、胴体に付けるチェストハーネスでは無いでしょうか?旅先で気軽に動画記録を残すにはぴったりのマウントです。胴体に縛り付けるので振動も少なく、クリアな映像を撮影することが出来ます。しかしこのチェストハーネス、使うGoProによっては意外に使いこなしに癖が有るので、失敗を防ぐ対処法をご説明したいと思います。

目次

  • 1 チェストハーネスの構造
  • 2 修正前
  • 3 対策
  • 4 修正後
  • 5 後書き
  • 6 関連記事

チェストハーネスの構造

まずチェストハーネスの仕組みですが、この様に薄いプラスチックの板を胴体に巻く仕組みです。純正、社外品ともに似た様な仕組みになっています。バンドの数やプラ厚が若干違うくらいの差です。

チェストハーネスを使用して上手に撮影する基本は、まずGoProをきっちり正面に向けることです。正面を向いていれば、振動を拾うことが有っても問題無く動画を撮影することができます。ただしこの「正面を向く」というのが意外に曲者で、歩行時ならともかく、自転車やバイク、自動車等シチュエーション毎に胴体の傾斜率という物は微妙に異なります。その都度カメラの向きを調節してあげないと上手くありません。

 

GoPro チェストハーネスマウント

上の写真は、普通にチェストハーネスに付けた状態です。綺麗に撮影するポイントは真横から見た時に若干カメラが上を向いている状態です。ただし、標準の状態のまま角度を付けようとすると、マウントとカメラが干渉してしまうため、ギリギリまでカメラを傾けてもこの角度が限界です。GoProは縦幅が意外に長いため、ここまでぐいっと倒すと干渉することが多々有ります。この状態でも若干上向きにオフセット出来ているので、歩行時の撮影なら大きな問題は有りません。

修正前

GoPro チェストハーネスマウント

こちらの写真はこの状態でバイクに乗った時の写真です。非常にわかりやすい失敗の例です。

バイクの場合はかなりの前傾姿勢を取っています。その為にチェストハーネスマウントを使うには難しいシチュエーションです。ここでは上向きの角度が足りないので正面がほぼ切れてしまっています。メーターの位置をもっと下に来る様に調整しないと前方の風景がほとんど撮影できません。スクーターの様に直立姿勢で乗るならこの状態でも正確に撮れそうですが、少しでも前傾姿勢を取る車種では、このままだと正面を撮影することは不可能です。

YZF-R15の様な前傾の緩いバイクでこれなので、基本的にスポーツ系のバイクはこうなってしまうと考えて良いでしょう。

対策

GoPro チェストハーネスマウント

対策として、チェストハーネスとGoProの間に延長用の短いマウントを挟みました。

特に強度が必要な部分ではありませんから、延長マウントは安い社外品で十分です。この状態でGoProを付けると、稼動域が増える&空間に余裕が出来るため、ご覧の通りかなり上方向へカメラを向けることが出来ます。延長用のマウントを長く取ればそれだけ角度を付けられます。マウントの追加は1つか2つくらいでしたら揺れもそれほど酷くなりません。

修正後

GoPro チェストハーネスマウント

こちら、修正した角度で撮影したものです。先程に比べ、かなり正面を向いてくれました。

タンクキャップの位置が画面下方へ大きく移動したことがおわかり頂けるでしょうか?もう少しカメラ位置を中央寄りに直せば良い感じにスクリーンが画面中央に収まってくれます。メーター位置等、好みで角度を付け直して下さい。

 

GoPro チェストハーネスマウント

ちなみに同日MT-25に乗っていた時の画像。YZF-R15に比べ、タンクがせり上がり、シート高が下がっているのがおわかり頂けますでしょうか?

ネイキッドバイクはSSとは若干乗車姿勢が異なり、胴体も起き気味になります。この場合はGoProの高さをもう少し上にずらしてやるのが正解です。個人的にはもっと上向きにずらして、メーターが中央付近に来る位置が好みです。この様にネイキッドとSSでも微妙に条件は異なるので、自分のバイクに合わせた角度を探してみて下さい。

撮影した写真のクオリティとしても、ネイキッドバイクはスクリーンが無い分、正面の視界が非常にクリアーに撮影できています。透明な樹脂のスクリーンですが、意外に視界の邪魔になっている物です。よりクリアーな動画を撮影したい方にはネイキッドスタイルのバイクがおすすめです。

後書き

チェストマウントはバイクの映りこみ量が意外とシビアなため、出来れば撮影前にGoProアプリを利用して、カメラの大まかなポジションを調整し、撮影中もモニタリング出来る様にしておくと失敗が有りません。

サンプルの写真よりも全体的にもっと高さが欲しい場合は、胴体に付けるのを止めて、ヘルメットの顎部に付ける、あるいは側頭部付ければ丁度良い高さになります。また、メーターを近くに撮影したい時は、ハンドルあるいはタンクに付けるのが良いでしょう。

余談ですが、カメラもHERO4 sessionを選択すれば、フレーム部分でもっと上を向けられる様に出来ていますから今回挙げた失敗をかなり減らすことが出来ます。HERO4 black等、従来のGoProの形状のみ今回の調整が必要です。

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Filed Under: GoPro(ゴープロ), 使い方 Tagged With: DIY

 

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