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390DUKE (KTM)

2016年7月5日

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KTM 390DUKE

中型免許で搭乗出来る最大排気量の390DUKE。排気量が大きくなるにつれ、加速力にもよりパンチが出る様になりました。単気筒特有の密度の有るトルク感が頼もしいモデルです。

400ccクラス屈指の軽快なネイキッド

KTM 390DUKE

390DUKEでは、エンジンは373ccの水冷単気筒を搭載しています。コンパクトな単気筒らしく、エンジン単体で36kgと軽めになっており、390DUKE全体の車重の低減に貢献しています。ピークパワーは44馬力/9500回転と、400ccクラスで登場してくる直列4気筒勢に比べると若干見劣りしますが、最大トルクは35Nm/7250回転とより低い回転で力強さを発揮する仕組みです。低回転からの加速力が有り、DUKEの主戦場であるストリートでは活きてきます。KTMのバイクはどれも軽量な仕上がりをされている中、390DUKEは400ccクラスとしては異常に軽い139kgとなっています。ライバルにピークパワーで劣ってもパワーウェイトレシオでは勝るという相当な軽量ぶりです。400ccどころか下手な250ccよりも軽い為、とにかく自由自在に操縦できる一体感の有るバイクをお探しの方には向いています。

この390DUKEは他のDUKEシリーズと車体パーツの多くを共通しています。勿論増大したパワーに合わせて、スリッパークラッチ等安全装備が追加されていますが、車体のサイズ感はより下位クラスのDUKEシリーズと同じです。BYBRE製ブレーキやWP製サスペンション等で基礎はしっかり固めつつも、タイヤサイズと言った細かなスペック面も同じになっています。1367mmのホイールベースも下位クラスと同等で、125ccクラスの小さな車体に373ccのエンジンを搭載したホットモデルという表現をすることが出来ます。最高速よりは120km以下の速度での加速の良さ、旋回性の高さに注力された印象です。ストリートモデルとしてはここまでカバーしてくれれば十分過ぎるので、より隙が無くなったと言えます。

スタイル的にもわずかな形状変更に保たれています。カラーリングはデカールの変更で見た目の印象を変えています。またトラスフレームにオレンジの塗装が入り、より派手さを増す方向に調整されました。ポジションは、ストリート向けのネイキッドバイクらしく、適度に高さの有るバーハンドルに、シート高は800mmとライダーの収まりの良い設計です。ハンドリングの軽快さに、排気量の大きい単気筒エンジンを組み合わせたことで、DUKEシリーズの売りである元気の良さはより一層高まった感じですね。一方元気の良過ぎる部分にはご注意下さい。フレームは373ccエンジンの搭載を想定していなかったのか、エキゾーストパイプに窪みを作って頑張って収めた形跡が…。

価格も最小クラスの125DUKEから8万円アップの59万円と意外に安く、共通パーツの採用でお安くなっている印象です。税制の兼ね合いからトータルコストは上昇しますが、これくらいの差ならちょっと無理しても390DUKEを購入したくなります。もしくは125DUKEか250DUKEに既に乗っていて「これにパワーだけプラス出来たら…」と感じるライダーのクラスアップにもぴったりですね。ホンダのCB400SFやスズキのGSR400に比べても格段に安く、機敏に動くネイキッドバイクを欲しい方には魅力的な選択肢となっています。

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Filed Under: 250cc~, KTM バイク Tagged With: ストリートファイター

 

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