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125DUKE (KTM)

2016年7月5日

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KTM 125DUKE

KTMの小粋な125ccネイキッド、125DUKE。125ccという小排気量ながらオーバースペック気味な車体設計で非常に贅沢な1台になっています。KTM独特の目を引くオレンジ色も都会的で好印象です。

単気筒のラフさも楽しいライトウェイトスポーツ

KTM 125DUKE

エンジンは125ccの水冷単気筒。馬力は15馬力と125ccとしては上限一杯まで出している印象です。9500回転と単気筒としては比較的良く回る為、その適度なパワーと相俟って簡単に全開走行を楽しむことが出来ます。KTMの単気筒は回転上昇に伴い、勢い良く伸びるパワー感が楽しく、単気筒の適度な振動は、いかにも自分の真下でエンジンが仕事しているという感触が有り、特にサンデーライダーには今バイクに乗っていることを実感させてくれます。変速機は6速MTを使用している為、街中でも細かくシフトする楽しさが有ります。

フレームはトラスフレームで、格子状のフレームが車体横に走っています。このフレームも200ccに対応出来る様に設計されている為、15馬力を受け止めるには余裕が有ります。シート高800mmとKTMとしては万人が搭乗しやすい数字です。ネイキッドらしくアップライトなポジションにしつつ、スポーツ走行で活きるフィット感の高さを追求しています。ホイールは125DUKE用に専用設計されたアルミホイールで、バネ下重量を低減しています。またフロントタイヤは110/70R-17と太めになっており、コーナーリング時の安定感を生み出しています。

マフラーは非常にダウンショートでコンパクトにまとめられており、マスの集中化に寄って軽快なハンドリングに一役買っています。スイングアーム形状も高い剛性と美観を両立しており、価格に見合った内容です。ブレーキはフロント300mm、リア230mmと十分に大きく、ABSも標準装備されています。DUKEはどちらかというとストリートで使用されることが多いと思いますが、例えば雨の日等のホイールロックを回避してくれます。キャリパーはやや小さい物ですが、Bremboのアジア向けラインであるBYBRE製のキャリパーを使っており、制動力はばっちりです。しっかりとした銘入りのキャリパーでブレーキ周りを固めている辺り、かなり拘った作りをしています。

サスペンションは前後WP製を搭載しています。KTMのグループ会社ということも有り、高性能なサスペンションをこのクラスからでも使用しているのがポイントですね。特にフロントは43φの倒立フォークで、走行性能の高さは勿論ですが、コンパクトな車体にボリューム感を加えています。車重は135kgと軽さに拘るKTMらしく、125ccネイキッド屈指の軽量さです。軽快感が命綱の125ccクラスにとってこの数値は大きな武器ですね。気軽に振り回せるバイクとして、ビッグバイクからのダウンサイズ需要や、セカンドバイクとしてもおすすめ出来る一台です。難点は価格が約50万円とやや気軽さに欠けることでしょうか。しかし非常に凝った作りで、ここまで本格的な125ccネイキッドは国内では125DUKE以外に有力な選択肢は無く、強い魅力を放っています。

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