バイク ヘルメット

HJCというヘルメットメーカーについてわかりやすくまとめる

HJC

HJC、というとライダー以外には通用しないブランドなので、正直AraiやSHOEIに比べるとそっけない扱いを受けることが多いです。国内での存在感は4番手、5番手くらいでしょうか。そこで今回はこのHJCについて詳しくまとめたいと思います。

そもそも何処のメーカー?

売り文句の全米人気No.1が目立っていますが、HJCは韓国のメーカーです。ちなみに韓国製バイクは日本ではあまり知られていませんが、ヒョースンが有名ですね。間際らしいですが、キムコは台湾のメーカーで、韓国では有りません。

トップライダーも使っている

HJC

バイクレース最高峰のMotoGP(自動車のF1相当)のライダーとも契約しており、2015年のシリーズチャンピオン、ホルヘ・ロレンソ選手のヘルメットもHJCの物でした。額にばっちりHJCのロゴが入っています。

ちなみに一般ライダー向けのレプリカモデルも販売されています。ロレンソ選手の場合、頭に大きなペケ印が有るのが特徴です。ライダーが大好きなモンスターのロゴも入っており、見た目は中々派手なモデルとなっています。最新のエアロフォルムや、防臭加工の内装、衝撃吸収性の高い外装と作りが豪華な為、HJCのラインナップ中でもかなり高く、定価6万円オーバーの大物です。

かなり安いモデルも存在する

HJCのヘルメットはエントリークラスの値段がかなり安く設定されています。一万円半ばでしっかりペイントされたオフロードヘルメットが買えるので、急遽オフロードバイクを購入して予算が心許ない時等、有り難い存在ですね。勿論フルフェイスでも1万円台で買える物が有り、印象としてそこまで敷居の高いメーカーでは有りません。

グラフィックモデルの質も高い

個人的HJCで評価しているのはここです。無地のシンプルな物より、ペイントが施されポップ、あるいはスポーティになったヘルメットのクオリティが高いです。近年はスパイダーマンやアイアンマンのグラフィックモデルも販売しており、こうしたモデルに関しては、他のメーカーと比べても良い勝負しています。作りはしっかりしていて、子供っぽく感じる様なカラーは有りません。

実はOEM製品も作っている

ヘルメットメーカーとしてOEM製品も供給しています。コスト面・品質面でも一定の評価を受けている証拠ですね。国内で言うとヤマハのワイズギアで取扱われているヘルメットにHJCのヘルメットが含まれています。人によっては知らずに内にHJCの製品を使用している可能性も有りますね。