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Arai ラパイド・ネオはここが凄い!

2018年12月28日

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今日はアライの新ヘルメット、ラパイド・ネオのご紹介です。ラバイドの名前の通り、アライのミドルクラスに追加された新製品です。

インナーベンチレーションで丸型シルエットを追求

通常、アライのヘルメットというと大きめのエアインテークやダクト、ディフューザーが付いているイメージですが、このラパイド・ネオはツルッとしたシルエットで、シェル全体で極めてフラットです。ここまで徹底するのは今時のヘルメットとしてはとても珍しいと言えます。

今回のラパイド・ネオは80年代のクラシックスタイルからインスパイアされたデザインで、そのため当時のバイクに今も乗り続けている、もしくは当時のスタイルを取り入れている人向けの製品と言えるでしょう。ネオはネオ・クラシックのネオでしょうか。
主にネイキッド、アメリカン、それにカフェレーサーなどのカウル付きバイクに似合いそうです。
一方で安全性は21世紀の基準で製造されており、機能性の古さはありません。
これには製造するアライ自身も「見た目だけ変えたものにはしない。安全性も含めてしっかり作りこむ」と自信を持って発言しており、その通りの内容になっています。

ラパイドから受け継いだのは3本のスリットくらいでほぼ新造形のヘルメットです。 マウスシャッターのスイッチも表面から無くなり、シンプソンに近い見た目になっています。少し前にアライの出したXDに比べると、こちらのデザインの方が癖が無く色んなバイク、ファッションに合わせられそうです。

ベンチレーションが無いので一見ヘルメット内部が蒸れないか心配になりますが、今回Arai初となるインナーベンチレーションシステムを採用したことで蒸れを解消しています。シェル内部にはエアフロー用のスリットが設けられており、後頭部からまとめて内部の空気を排出する仕組みです。

後頭部に小さなスリットが空いていますね。逆に穴らしい穴はこれくらいで、最新のヘルメットとしては非常にシンプルです。『Arai』のステッカーも1カ所だけで、とにかく装飾を省いた形です。

またデザイン上の特徴として、シールド可動部を保護するカバーを形状変更したVAS-VCシステムを採用しています。今までのAraiのヘルメットと大きく異なるサイドのデザインで、これはこれで有りではないでしょうか。
シールドカバーはネジ式で交換も可能です。万が一ネジを舐めてしまってもしっかりスペアキットが販売されているので安心ですね。

内装は消臭機能付きのシステム内装・エアロフラップは付いていますが、下からの風の巻き込みを抑えるチンカバーはオプション扱いです。アップライトなポジションのクラシック系のネイキッドなら、チンカバーは付けた方が静粛性が高まり、走行風の不快感も抑えられるでしょう。

価格は49800円ということで旧製品のラパイド・IRに比べると数千円上昇しています。多くの人が気になるシンプソンとほぼ同価格くらいに設定されていますね。とはいえAraiの安全性などを加味するとラパイド・ネオも選択肢として大いに有りかなと思います。

個人的にはカスタムベースとして結構欲しい

高価格なヘルメットなので、多くのライダーにとって簡単に買える製品ではありませんが、個人的にはこれはカスタムベースとしても使いやすく、中々好印象です。VAS-VCシステムも分解が容易で、扱いやすく出来ています。

今までのAraiのベンチレーションはネジ、もしくは両面テープで固定されていたので塗装やラッピングで取り外すのはちょっと厄介でしたが、これはそうしたパーツがほとんど付いていない、もしくは取り外しできる構造になっています。
そういう意味ではがっつりカスタムして遊ぶということの出来るヘルメットかな、と思っています。

Filed Under: Araiのヘルメット, バイク ヘルメット

 

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