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女性も楽しめる炭酸水メーカーのおすすめ機種 2017年版

炭酸水メーカー

家庭で炭酸水が作れる炭酸水メーカーは実はかなり興味のあるアイテムだったのですが、何となく難しそうな印象で敬遠してきました。ただ調べてみると構造的に簡易な物も有り、ハードルは意外と低めでした。もし炭酸飲料を非常に好む方なら検討の価値の有る製品です。

炭酸水メーカーは構造的に2種類存在する

炭酸水メーカーが炭酸ガスを注入するには、主に2つの方式が採用されています。それがカートリッジ式とシリンダー式で、使い捨てのカートリッジ式と複数回に分けて使えるシリンダー式という2つの勢力に分かれています。プリンターのインクジェットとトナーの関係に近いです。

それぞれ特色が有りますが、カートリッジ式の場合、1つのカートリッジを消費して約1Lの炭酸水を作ります。またシリンダー式に比べるとサイズがコンパクトで、どこかへ持ち運ぶという場合でも容易な設計になっています。

シリンダー式は炭酸ガスの充填されたシリンダーを一度装着すればしばらく交換不要でメンテナンスフリーなところが最大のメリットです。仮に60Lで交換なら、使い切るまでにかなりの時間がかかります。
一方このシリンダーの取り扱いが少し特殊で、家庭のゴミとして廃棄することが出来ません。メーカーや販売店での交換、引き取りという形になります。また予備を購入する際も制約を受けたりとシリンダーそのものが特殊な扱いです。電源が必要なので据え置き機としての運用がメインになります。

基本的に”炭酸水”が出来る

まず炭酸水メーカーで出来るのは当たり前ですがただの炭酸水です。つまりミネラルウォーターに炭酸を注入するので、甘みなどを含んだジュースではありません。
今は健康の為に果汁などを含まないドライな炭酸水を好む人も多いのでこの点はあまり問題にならないかも知れませんが、炭酸入りのジュースを作るアイテムと思っているなら注意が必要です。

もし具体的な味が欲しいならフレッシュな果汁や、上記の様なシロップを割ることで味を付けることが出来ます。たとえばソーダストリーム社は純正品としてコーラやジンジャーエール、オレンジなどのフレーバーが併売されています。ジュースとして楽しむならこれらのシロップが有るとはっきりとした味が付くのでおすすめです。

その他、ツイスパソーダ社の製品を代表とするオレンジジュースなどの炭酸の無いジュースに炭酸を吹き込める機種を選ぶという手もあります。

ソーダストリーム ジェネシス

ソーダストリームはイスラエルのメーカーで、シリンダー式の炭酸水メーカーを中心にラインナップしています。中でも最も安価な1万円弱のスターターキットがこちらです。

本体の他、60L用シリンダーが1本付属するので購入後すぐに炭酸水を作ることが出来ます。赤か白の筐体は家電製品として非常にお洒落な感じにまとまっていますね。
炭酸ガスの注入というシンプルな機能なので、例えば弱炭酸から強炭酸までの調整など基本的には上位モデルと同等のことが出来ます。シリンダーも同型なので、作れる量は同じです。

ソーダストリーム ソースパワー

全自動モデルにして最上位のソースパワー。入門機は炭酸の強弱を手動で調整していましたが、このモデルはボタン操作に変更されており、炭酸水を作る手間を軽減しています。特に強炭酸水を作る際は下位モデルでは何度も操作する手間がかかったので、強めの炭酸が好みな人ほど嬉しい機種です。
その分値段は約3万円と高めになっています。

グリーンハウス ツイスパソーダ

次はカートリッジ式の炭酸水メーカー、グリーンハウスのツイスパソーダです。カートリッジ式は電源が不要なので見た目もコンパクトです。価格も6000円ほどでシリンダー式に比べると安い傾向に有ります。付属品として6回分のカートリッジがついているので、約6Lの炭酸水が生成可能です。
ツイスパソーダの最大の特徴としてはミネラルウォーター以外にジュースやアルコール飲料に炭酸ガスを注入できることです。注入する飲料は水のみとしているメーカーも多い中、ここは特徴の有る仕様と言えます。

なお交換用のカートリッジは20本で1500円ほどですから、1Lあたりのコストの約75円の計算になります。大量に作った場合のランニングコストはカートリッジ式の方がやや不利ですが、カートリッジそのものは使用後廃棄することが可能です。