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BMW R1200GSのパニアケースの選び方とキャリアの取り付け方

2018年6月11日

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R1200GS

今のR1200GSは社外のパニアケースを取り付けた都合上、キャリアの取り付けからDIYで行いました。ところがこのR1200GS用キャリアが結構なくせ者だったので、後の人のためにレポートを残しておきます。

目次

  • 1 リアシート周りのネジ外しから
  • 2 スペーサーの取り外しも大変
  • 3 タンデムステップの取り外しが非常に面倒
  • 4 左右のキャリアを連結するフレームはやたら固い
  • 5 ここまで出来れば完成!
  • 6 こんなに有るR1200GS用アルミパニア
    • 6.1 BMW 純正パニア
    • 6.2 ツラーテック ZEGA PRO2
    • 6.3 GIVI トレッカーシリーズ
    • 6.4 Happy Trial アルミパニアーケース
    • 6.5 HOLAN NOMADA
    • 6.6 BUMOT

リアシート周りのネジ外しから

R1200GS

まずキャリアを取り付ける際、リアキャリアとシートカウルに付いているネジを外す必要が有ります。これは20mmのトルクスネジで固定されており、結構大きめのビットかレンチが必要です。がっつり付いているのでレンチの方が良いかも知れません。
これを外すとキャリア固定用の金具を差し込む形となります。ネジは純正をそのまま流用します。

スペーサーの取り外しも大変

R1200GS

このネジには別途肉厚のスペーサーがロックタイトで固定されています。金具取り付けには絶対外さないといけないのですが、これがあまりにしっかり固定されており、ちょっと回したくらいでは取れません。最初スペーサーの存在に気づかないくらいがっちり付いていました。

万力で締め上げて取るか、556などの潤滑剤を塗布してあげると簡単に外すことが出来ます。

タンデムステップの取り外しが非常に面倒

R1200GS

次にキャリアを取り付けるため、タンデムステップのネジを緩めていきます。キャリアのフレームは、このタンデムステップとサブフレームに挟み込んで固定する仕組みです。

写真では既に緩めて適度な隙間を作っています。これはどこのメーカーも大体同じ作りですが、ツラーテックの様にちょっとだけ外せば良いところと、SW-MOTECHの様に完全に外さないといけないところに分かれています。

肝心のネジの緩め方は、車体の下側からレンチを差し込んで回す形を取っています。この方法が難しく、ネジを緩める際、目視確認することが困難です。

車体左側に関しては作業性も良いため、比較的簡単にネジにアクセスすることが出来ます。問題はサイレンサーの有る右側で、レンチを通す隙間もほとんど無く、作業性が非常に悪いです。

ここでツラーテックが公開しているR1200GS用キャリアの取り付け動画を見てみましょう。

どこのメーカーもほぼこれと同じ方法で付いていますから、ツラーテックユーザー以外も参考になります。ちなみにタンデムステップ周りはやはり鬼門の様で、動画のコメント欄にもここをもっと詳しく解説してくれ!という悲痛の叫びが寄せられていました。

私の調べた所、このタンデムステップのネジを緩める際、主に3つの方法が有ることが分かりました。

・小さいレンチを使う

上述のツラーテックの動画ではこの手法が取られています。大きいトルクレンチではここに入らないため、小さいレンチで作業を行うわけですね。実際この方法が一番楽です。

・サイレンサーを取り外す

次に作業スペースを確保するため、サイレンサーを取り外す方法です。これは正直結構面倒くさいのですが、邪魔なサイレンサーが無くなればネジを緩めるのは簡単です。

・サブフレームを持ち上げる

次にサブフレームを固定しているボルトを抜き、一部を緩めることでサブフレームを上に大きく持ち上げる方法です。これならサイレンサーを外さなくてもタンデムステップの位置を変えることが出来ます。
サイレンサーを外すのとどちらが簡単かは、正直似たり寄ったりといった感じですね。かなり力技感が有ります。

左右のキャリアを連結するフレームはやたら固い

R1200GS

これは左右のキャリアを取り付けたところです。

左右にそれぞれキャリアを固定したら、それらを連結するフレームを取り付けます。これで不意に衝撃を抜けても反対側に力を逃がすことが出来ます。
ただしこのフレームはキャリアのネジ締めを終えてからだと取り付けが難しいため、キャリアが仮締めの状態で付けた方が絶対に良いです。

ここまで出来れば完成!

最後は各部のネジを増し締めして終わりです。早ければ2、3時間くらいの作業ですね。トルクスレンチが合わなかったりするともう少し時間がかかってしまいます。

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レンチセットはこういうのが良いです。かなり強い力で回す為、しっかりしたレンチをおすすめします。

こんなに有るR1200GS用アルミパニア

R1200GSはアドベンチャーバイクとして非常に人気が有り、そのため社外品も豊富に販売されています。ここでは私が個人的に購入対象にしたアルミパニアをいくつか紹介したいと思います。

BMW 純正パニア

BMW ビーエムダブリュー パニアケース・サイドボックス アルミサイドケース K25 (R 1200 GS Adventure) (03/2005-07/2013)

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やはりBMW純正のパニアは容量や形状が非常に計算されており、予算に制限が無ければ間違いなくコレがおすすめです。実際の装着率でもNo.1を誇ります。

問題は、これの価格が30万円級で非常に高いことでしょうか・・・新古車や中古車では最初から付いているケースも有るため、そういう個体は非常にラッキーです。

ツラーテック ZEGA PRO2

TOURATECH: ZEGA Pro 2 アルミパニアシステム 38+45L BMW BMW R1200GS LC(13-); Adventure(14-) (ブラックフレーム)

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ツラーテックはBMWのパニアのOEMも行っており、技術的には間違いの無いブランドです。オフロードを含めたロングツーリングで技術検証を行っており、非常にしっかりした製品を作っています。

ZEGA PRO2は純正パニアに比べると丸みがあり、こちらのデザインが好きという人は多そうですね。価格も純正パニアより安めです。

GIVI トレッカーシリーズ

GIVI(ジビ) バイクサイドハードケース(OBK48APACK2) 容量48L×2 左右セット TREKKER OUTBACK 79662

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GIVIのパニアケースは純正パニアの形状に良く似ています。エンボス部分がGIVIになっているのが特徴です。GIVIの売りであるモノキーに対応しており、使い勝手は申し分有りません。

GIVI(ジビ) バイクモノキートップケース / リアボックス(OBK58A) 容量58L アルミ TREKKER OUTBACK 91473

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またトップケースにヘルメット2つを収納できる超大型サイズを選べるため、とにかく荷物を入れたい、という方には最適です。

Happy Trial アルミパニアーケース

R1200GS

Happy Trialはアメリカのパニアケースで見た目はまさにアルミの箱、といった感じで非常にシンプルです。公式HPから日本にも発送してもらうことが出来ます。

ただパニアケースそのものはかなり安価なのですが、送料がちょっとお高いのが迷いどころです。

HOLAN NOMADA

R1200GS

HOLANは欧州のパニアメーカーでR1200GSやVストロームなどアドベンチャーバイク用にパニアケースを製造しています。Giviなどに比べるとシンプルな見た目で、あまりごつさを感じない作りですね。

ここは正直、本気で買いかけました。しかし注文していくら待っても連絡も来ないし、商品発送もされないというオチがついたところです・・・。SNSなどを調べると同様の報告がいくつも挙がっていました。

ここには関してはちょっとおすすめできない…。

BUMOT

R1200GS

そして最終的に購入したBUMOTです。これもHOLAN同様、フラットな面積の多い、装飾の少ないデザインが売りです。日本でもWebikeなどを通じて購入することが出来ます。

私はステッカーカスタムがしたくてこのタイプにしました。BUMOTのパニアは作りもシンプルで質実剛健といった感じです。
もしヘルメットを収納したいなら、絶対に40Lの大型タイプを選びましょう。

Filed Under: バイク用品, バイク用品レビュー

 

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