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SONY HDR-AS50はSONY随一の良コスパアクションカムだった【レビュー】

2016年3月5日

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SONY HDR-AS50

2016年春はSONYのラインナップに新しいエントリークラスのウェアラブルカメラが追加されました。このHDR-AS50は下位のモデルでも4Kの片鱗が体感できるお買い得品です。デザインそのものは従来と大きく変わっていませんが、細かい所でぐっとくる改良が入っているため、順を追ってレビューしていきたいと思います。

目次

  • 1 カメラ本体を見てみる
  • 2 AS200V譲りの手振れ補正
  • 3 スマートフォンとの連携は頭一つ抜けた印象
  • 4 4Kタイムラプスという新しい選択肢
  • 5 エントリークラスゆえの割切りも当然有る
  • 6 エントリークラスとしてのコストパフォーマンスは中々
  • 7 関連記事

カメラ本体を見てみる

ソニー SONY ウエアラブルカメラ アクションカム ベーシックモデル(HDR-AS50)

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まず目に付いたのはカメラ本体に3脚用のネジ穴が付いているということでした。今までは別途アダプターを付けていたのですが、本体に内蔵される形に変更されています。これ、SONYの公式HPでも大きく扱っていますが、地味に有り難い改良です。従来の方式よりこっちの方がシンプルでずっと良いですよ…。

 

SONY HDR-AS50

本体の液晶は従来どおり白黒ですが、インターフェースの変更でより直感的な操作が可能になりました。現在は多くの方がスマートフォンと連携して使っていると思いますが、現地で急遽調整する際はこのタイプの方がわかりやすいです。

 

SONY HDR-AS50

付属のウォータープルーフケースは、レンズ部分が平面になり、水中での撮影が可能になりました。この部分が今までオプションだったことを考えると、本機はコストパフォーマンス的には高くなったといえます。ボタン配置も録画ボタンが上面に移動したりなど、若干の変更が加えられています。ケースの開閉機構は仕組みとしては従来と変わりませんが、質感のチープさはモデルチェンジが進む毎に薄くなってきている様に思います。

AS200V譲りの手振れ補正

SONY HDR-AS50

AS50の手振れ補正は上位モデルのAS200V譲りのため、市場でほぼ同値のAS100Vより強力な物が搭載されています。AS200Vの時はハンドルバーに設置しましたが、単気筒エンジンの細かい振動を補正しきれなかったため、今回はタンク上部に設置してテストを行いました。

結論から言うと、タンクに直付けする分には路面やエンジンの振動を吸収出来てぬるぬるかつスムーズな動画になります。勿論大きなギャップに乗るとバイクも跳ねるので画面が乱れますが、揺れの収束が早く全体的に安定しています。設置場所に気をつければ相当効果的です。

また、このモデルの風切り音防止機能も十分効果的です。究極的にはケース、ウインドジャマーの使用、スクリーン裏への設置等の対策を取っていくことをおすすめしますが、タンク上部への設置でもエンジン音をクリアに収録することが出来ます。SONYのこの機能は他社と比べてかなりリードしています。

スマートフォンとの連携は頭一つ抜けた印象

元々SONYのアプリケーションはGoProやRICOH等の競合と比較しても良く出来ていましたが、AS50は更に接続時のレスポンスが良くなった様に思います。カメラの設置時に細かく調整しても接続が切れる事も無いので、使っていてとても快適です。

アプリ内の設定項目もAS200V譲りで豊富な設定項目が用意されています。個人的にホワイトバランスの設定項目はオート以外に晴天、雨天等の天候毎の設定項目が追加されるとなお嬉しいところです。

4Kタイムラプスという新しい選択肢

AS50ではタイムラプス撮影のみ4K画質で撮影することが出来る様になりました。もう1グレード上のAS200Vでも4Kの採用は見送られたため、これは大きな特徴といえます。通常の動画で4Kが実現しなかったことは残念ですが、タイムラプス撮影の機会の多い方にはかなり安く4Kで撮影が出来る魅力が有ります。私個人としてはタイムラプス撮影は頻繁に行うので、この価格で4K対応はかなりお買い得に思えます。使用するMicroSDはclass10でも転送速度に問題は有りません。

 

SONY HDR-AS50

これは4Kモードで撮影した画像のサンプルです。ブログサイズに縮小されるとわかりづらくなってしまいますが、編集前の元画像ではメーターのメモリまでクッキリ見えています。一度4Kで動画を撮影すると1080pの解像度が物足りなく感じる程です。

タイムラプス撮影の長所として、コマ送りという動画の特性上、細かい振動が動画の中で目立たなくなります。手振れ補正の様なハイテク装備よりも、単純な解像度の拡大の方が画質の向上に大きく寄与するため、4K化は嬉しいですね。アプリケーション上での設定も簡単なので、4K画質のタイムラプス動画を安価に撮りたいという方にAS50は現行のウェアラブルカメラの中でもトップクラスにおすすめです。

エントリークラスゆえの割切りも当然有る

まずAS50にはSONYの売りの一つのGPS機能が有りません。SONY製ウェアラブルカメラで撮影した動画は、後処理でスピードメーターやルート表示が出来るのが他社と比較した時の魅力だったのですが、それはこのモデルではカットされています。

また、端子面でもHDMI出力がオミットされたりと、AS200VやAS100Vと比較すると本体の端子は大分減った印象です。USB端子が一つとメモリーカード用のスロット一つが設けられているだけで、従来のSONYのカメラを使ったことの有る方ならこの辺りはさっぱりしたと感じるはずです。もっとも端子が減ったおかげで、本体に3脚用のネジ穴を付けられたわけですが。

エントリークラスとしてのコストパフォーマンスは中々

まだ発売されたばかりですので、2万5000円とあまり割引も無い状態ですが、現状でもコストパフォーマンスは高めです。個人的にはAS200Vが3万円半ばという状況なので、もう少し安めだと良かったと思うのですが、多くの機能をAS200Vから譲り受けていることから、基本性能としては高めです。この価格帯でもズーム機能を内蔵していますし、機能的には盛り沢山な印象です。競合と比較して劣っていない代わりに、どちらかという自社ラインナップ内で食い合いになる恐れが有ります。

個人的にはタイムラプスという変化球のみでも4Kの高解像度を体感でき、コストパフォーマンスに優れるAS50は最初の1台にはかなり向いている様に思います。ひょっとするとSONYはこれをきっかけに4K対応の上位モデルをもっと買って欲しいのかな…同じ価格でAS100Vを買うなら断然こっちがおすすめです。ライブビューリモコンも形状変更されたので、折角ならリモコン付きを買えば良かったと少し後悔しています…通常の動画撮影がメイン+画質や多機能重視なら1万円をプラスして価格のこなれているAS200Vも有りです。

ソニー SONY ウエアラブルカメラ アクションカム ベーシックモデル(HDR-AS50)

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Filed Under: ウェアラブルカメラ, レビュー

 

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