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MT-09 TRACER (ヤマハ)

2016年6月13日

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ヤマハ MT-09 TRACER

今大人気の国産デュアルパーパスと言えばまず名前が挙がるのがこのMT-09 TRACERでしょう。MT-09をベースに使いながら、先進的なデュアルパーパスのスタイルに仕立てられています。大型バイクらしいハイパワーはそのままに、積載性も両立させた旅バイクです。

目次

  • 1 MT-09 Tracer 2015-
  • 2 MT-09 Tracer GT 2018-
  • 3 関連記事

MT-09 Tracer 2015-

ヤマハ MT-09 TRACER

ヤマハはワインディングではもっと上の排気量のバイクに負けない走行性能と謳っていますが、確かにMT-09譲りの847cc直列3気筒エンジンは健在です。最大馬力は110馬力と一般道で乗り回すには非常にハイパワーですね。装備面でネイキッドのMT-09より約20kg重い210kgとなっていますが、大型バイクとしてはこれでもかなり軽量な方で、パワーが互角なホンダのVFR800Xよりも30kg近く軽い計算です。ロングツーリングへの適性の高さに目を奪われがちですが、ライダー次第ではかなりのハイペース走行が可能になっています。

エンジンから上は大胆に改修され、スタイリング面では、デュアルパーパスらしさを全面に出した結果、MT-09とはガラッと印象の異なるバイクになりました。特にリアシートはキャリアやバッグ類を付けることが前提となっているため、コンパクトが信条だったMT-09に比べると厚く大きくなっています。トップ画像の様にサイドバッグを装着する為に十分な長さを確保した結果、全長2160mmと85mm延長されています。一方、ライダー側も非常にボリューム感が有り、シート高845mmと35mmのアップ。これは調整式になっており、更に上げることも可能です。ポジションはこの類のバイクらしく、アップライトに調整され、目線が高く見通しの良いポジションです。それに伴い大型のスクリーンを標準装備します。ツアラーとして使いやすい様にタンク容量も18Lと2割以上拡大されたことで、フル給油からの航続距離を伸ばしています。

 

ヤマハ MT-09 TRACER

デュアルパーパス化する上で、単にMT-09にロングスクリーンを付けるわけではなく、新たに二眼ライトに換装されました。バイクに詳しく無い人にはMT-09とMT-09 TRACERは完全に別物に見える程デザインが異なります。単眼ライトのMT-09よりも更に攻撃的な目付きです。ライトの位置そのものもかなり前に突き出ており、全体的にボリューム感が増しました。

 

ヤマハ MT-09 TRACER

ライト位置を前に動かした分、非常にごついマルチファンクションメーターを採用していますね。TCS等調整出来る機能は多々盛り込まれていますから、管理し易い大きな液晶は嬉しいです。12V給電にも対応しており、ナビの拡張等機器の追加も容易となっています。その為にハンドルホルダー部分にはわざわざM6サイズの穴を開けておいてくれる芸の細かさがポイントの高い所です。ウインドスクリーンは工具無しで3段階の調整が可能で、辛い走行風をシャットアウトします。

 

ヤマハ MT-09 TRACER

エンジンはMT-09同様、クロスプレーンコンセプトに基づいた845cc直列3気筒。国産バイクとしては大変貴重な3気筒エンジンを搭載しており、低回転では4気筒に無い鼓動感を、高回転では2気筒には無い伸びの良さを両立させた見事なエンジンです。ボアストロークは78×59mm、圧縮比は11.5:1です。最高出力は116馬力/10000回転で、スポーツバイクとしても非常に高い素養を持っています。2モードのトラクションコントロールを搭載しており、デュアルパーパスとして少し荒れた路面に入り込んでも、リアのホイールスピンを適度に抑える様にセッティングされています。

今ヤマハが特に力を入れて業界のトレンドを牽引しようとしているMTシリーズですから、デザイン面、機能面で間違いの無い一台です。デュアルパーパス系統の中でも非常に評価の高い一台ですし、長距離ツーリングの相棒としてはぴったりです。

MT-09 Tracer GT 2018-

MT-09 Tracer

ベストセラーとなったMT-09 Tracerは、2018年モデルよりマイナーチェンジで更に快適性の高いツアラーとして完成度を高めました。
外見は今までの特徴を残しつつ、ウインドスクリーンやハンドガード、シュラウドの形状を変更することで防風性を向上させています。LEDヘッドライド下のエアインテークの形状を少し変更しており、今までよりも少しスポーティさが増しました。リアシートもテネレシリーズの様な重厚な形に形状変更することでタンデムライダーのすわり心地を改善しています。

マイナーチェンジなので車体のサイズに大きな変化は有りません。強いて言えばホイールベースが1500mmに伸びたことと、シート高が850~865mmにわずかに伸びたくらいです。

Yamaha-MT09TR

メーターのデザインはこれまでのタフギアなデザインから、YZF-R1の様なハイテク感の有るデザインの液晶メーターに変更されました。ドゥカティなど外車的なデザインはこれは中々高級感の有るメーターになっています。トラクションコントロールといったハイテク装備は引き続き搭載されますが、追加要素としてはMT-09に先行して搭載されたシフトアップ時のシフト操作が不要なクイックシフター、車速を維持するクルーズコントロールが新たに導入されます。

MT-09 Tracer

更にパニアケースを純正採用したMT-09 Tracer GTを新たなグレードに設定しました。
これはリアに22Lのパニアケースが2つ付いており、宿泊付きの旅行にも対応できる積載性を持たせています。燃料タンクはこのモデルも18Lの大容量タンクを積んでおり、フル給油から300kmの走破を可能にします。

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