1000cc~

ヤマハ スターエルダーはここが凄い!!

ヤマハ スターエルダー

先日発売されたヤマハの大型ツアラー、スターベンチャーのバリエーションモデル、スターエルダーが登場しました。リアシート周りが簡略化されており、ソロでツーリングを楽しむライダーに焦点を合わせたモデルになっています。

ヤマハ スターエルダー

見た目の変化はタンデムライダー用のバックレフトが無くなった他には、ベースとなったスターベンチャーに装備されていた長めの電動スクリーンが、スターエルダーではショートスクリーンに交換されています。快適装備もグリップヒーターが無くなり、1km/hの低速走行をサポートするSure Parkシステムも除かれました。

ヤマハ スターエルダー

防風性の高いフロントカウルにはスピーカーが内蔵され、ナビ音声やオーディオの再生などに使用することが出来ます。ただしリアシートの装備が取り除かれたスターエルダーには、スターベンチャーに存在したリアスピーカーが有りません。スピーカーの下部分は収納スペースになっており、中では電源インレットから電力を取ることが可能です。またバイクから離れている間は電子ロックで盗難を防止します。
メーターは7インチの大型タッチパネルで、Bluetoothを介してスマートフォンと接続すればそちらの情報を表示させることも出来ます。

ヤマハ スターエルダー

サスペンションはフロントにφ46の大型テレスコピックフォーク、リアはリンク式サスペンションで、装備重量に応じて調節できるように遠隔式のプリロードアジャスターが備え付けられています。
ブレーキはフロントに298mmのダブルディスク、リア320mmのシングルディスクです。更にFJRなどでも採用されたユニファイドブレーキを搭載し、リアブレーキの踏力に合わせてフロント側も連動させることでブレーキング時の安全性を高めました。
ホイールはフロント18インチ、リア16インチのアルミホイール。タイヤサイズは130/70-18と200/55-16です。

ヤマハ スターエルダー

エンジンはスターエルダーも1854ccの空冷V型2気筒を搭載しています。ボアストロークは100×118mmに設計されており、トルク重視のロングストロークエンジンです。非常に大型のエンジンですが、オイルの循環をセミドライサンプとすることでエンジンの重心位置を下げ、ツアラーに不可欠な安定性を向上させています。空冷で熱管理が難しい分は、専用のオイルクーラーを配置しオーバーヒートを対策しました。

燃料供給にFI、スロットル部分には電子制御のYCC-T(Yamaha Chip Controlled Throttle)を採用したことでライディングモード切り替え機能のD-MODEが搭載されています。スターエルダーのライディングモードの内容は、スムーズなトルク特性を重視したツーリングモードと、鋭いエンジンレスポンスを追求したスポーツモードです。それぞれトラクションコントロールやABSの介入具合などを微妙に変えています。またクルーズコントロールが標準装備されたことで、高速巡航時も快適です。
トランスミッションは6速MT。スリッパークラッチのおかげでクラッチは軽く、街乗りでも疲れにくい設計です。駆動方式は静粛性に優れ、メンテナンスフリーなベルトドライブ式です。
これらは剛性の高いスチールフレームと、軽量なアルミのサブフレームを組み合わせたハイブリットシャーシにマウントされており、ヤマハらしい優れた操縦性も両立しています。

価格はスターベンチャーから装備が省かれた分、20万円ほど安い約230万円です。タンデムライダーの快適性を考えて盛り込まれたリアシート周りの豪華装備が省かれた分、価格が抑えられています。ソロツーリング派にはスターエルダーの方が購入しやすく嬉しい存在かも知れませんね。

またスターエルダーには上位グレードのGT Option Packageが設定されています。こちらはナビデーションやラジオ、車両セキュリティを追加した物で、約10万円アップで購入することが出来ます。スターエルダーの販売価格を考えると10万円はそれほど大きな価格差ではないので、ナビゲーションなど快適装備の多いこちらの方に人気が集中しそうです。

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