OGKのヘルメット

KABUTO FF-5V (OGK)

OGK KABUTO FF-5V

OGK KABUTOのハイエンドヘルメット、FF-5Vのご紹介です。最高級モデルだけ有り、サーキットユースにも対応する空力特性の良さが魅力です。

OGKのエアロへの拘りが詰まったハイエンドモデル

後頭部付近が大きく盛り上がり、特徴的なエアロデザインをしたFF-5V。このウェイクスタビライザーは高速走行中の気流の流れを整え、多少首を振ったくらいでは上半身がブレない効果を出しています。既に特許も取得済みのOGK独自の機構です。FF-5Vはサーキット走行時の高い風圧を再現する為、開発過程で風洞実験も行っており、空力は折り紙つきのモデルです。

吸気口は口元と額に設けられ、そこから入った空気は後頭部のダクトで抜けていく仕組みです。このトップエアロベンチレーションは前方からより多くの空気を流し、ヘルメット内の熱を負圧を使って強制的に排出するOGK独自の仕組を採用しています。シールドはピンロックシートに対応していますから、雨天時等の曇り止めの効果もばっちりです。ヘルメットの固定には一般的なDリング、首周りにはウインドシャッターを設けたことで、下からの巻上げを軽減しています。

後頭部や頬のウレタンパッドは全て取り外しが可能な構造をしており、夏場や長い走行で多量の汗を含んだ場合も簡単に洗濯する事が出来ます。頭部に直に触れるものですし、雑菌の繁殖や悪臭は防ぎたいところですから、定期的に洗濯するのが正解でしょう。また肌に触れる部分はクールマックス素材を採用したことで、汗を素早く吸収し、しかも早く乾いてくれます。適度にサラッとした感触を保つ様になっていますから、汗でべたつく不快感も抑えることが出来ます。

価格としては3万円強と他の国産メーカーであるSHOEIのX-FourteenやAraiのRX-7Xに比べると一段安くなっていて、コストパフォーマンスに優れた内容となっています。OGK自体はレース活動を行うライダーをバックアップしていて、採用実績としても十分です。本格的なヘルメットを初めて買うという方にはこれくらいが入門には適しているのではないでしょうか。

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