クラウドファンディング

Tobacco MotorwearのライディングジャケットがKickstarterで続伸中

ライディングウェアのキャンペーンが登場することはKickstarterでもそれほど多く有りません。また結果も当たり外れが激しいのですが、今回紹介するTobacco Motorwearの製品はその中でもかなりの当たり、既に1000万円を超える資金調達に成功しています。

全天候型のオイルドコットンジャケット

The McCoy

The McCoyと名付けられた今回のジャケットはM-65型のミリタリージャケットのデザインに防水・防風性の有るオイルドコットンを生地に使用しています。日本でも馴染みの有るベルスタッフに近い雰囲気です。オイルドコットンは使う内に表面に独特の皺が出来てビンテージウェアらしい風合いを楽しむことが出来ます。その点、ナイロンやポリエステルの現代的なライディングウェアとはまず違います。

中にはフランネルのライナーが付いているため、使用するシーズンとしては春か秋、インナー次第でも冬もいけるといった感じです。ジャケット下に風を通すベンチレーション機能も付いているのですが、日本の真夏に着るには少し暑すぎます。YKKの大型ジッパーなど細部にもアメリカの質実剛健なウェアらしいディティールを盛り込んでおり、アメカジ的なファッションを好む方に適したジャケットです。

The McCoy

なおファッション製重視のライディングジャケットはプロテクター装備が貧弱になる傾向がありますが、The McCoyは背面、肩、肘の3カ所にD3Oのパッドが入っています。国内でもよく見かけるあのオレンジ色の奴です。

胸部プロテクターも有ると良かったのですが、海外のライディングジャケットは結構な確率で胸部プロテクターを標準装備していません。別途ベストなどで対応する形を取っています。

実際のジャケットの生産はTobacco Motorwearのアメリカ国内の工場にて行われます。サイズはSから3XLまでと幅広く、レディース企画も用意されているため、例えばアメリカンやネイキッドを愛用している女性ならファッション的にも馴染みやすそうですね。

リワードはジャケット、ジーンズなどアパレル中心

The McCoyのリワードは当然ながらまずジャケットです。それに加え、ジーンズやダッフルバッグも用意されています。ジーンズはケブラー繊維を織り込んだライディング仕様のジーンズのため、同じくバイクに乗るときに重宝しそうです。

1着約5万円と高価なジャケットなのですが、既にアーリーバード割引は売り切れており、ジーンズなども残りわずかです。
日本国内に発送可能なキャンペーンですし、欲しい人は早めに注文しましょう。

キャンペーンは9月初旬まで

The McCoy Motorcycle Jacket by Tobacco Motorwear Company, by David Ackerman — Kickstarter

The McCoyのキャンペーンは9月初旬まで行われるため、まだまだ時間が有ります。目標調達額は200万円でしたが、こちらはもう既にクリアし1000万円の大台に届いています。ストレッチゴールは特に設定されていない為、内容に修正が入ることは有りません。