600cc~

NC750S (ホンダ)

ホンダ NC750S

750ccと言えばある程度の年齢のライダーには思い入れの有る排気量ではないでしょうか?NC750Sは先端のデザインと、ホンダらしい扱いやすさが両立した21世紀の定番ネイキッドです。

NC750S 2016-

ホンダ NC750S

大型免許の教習車にも採用されている為、これにお世話になった方もいるのでは?ちなみに教習仕様は37馬力と大幅にパワーダウンされているため、市販車に乗るとパワフルで驚くかもしれません。とはいえ教習車仕様でも街乗りでは十分過ぎる程パワーは有りますが…。

市販仕様では直列2気筒エンジンが54馬力を発生させます。6250回転とかなり低めに設定されており、回して馬力を搾り出すよりはアクセルを開けた時に早く反応する加速感を重視している感じです。ボアストロークも77×80mmとロングストロークで、下からの厚いトルク感を強調しています。またNC750Sはベテランライダーだけでなく、大型バイクに初めて乗るライダーまで快適に乗れる様に2軸バランサーの採用等、大排気量ながら振動面には特に気を使っています。

MT設定と並行して、DCTも用意されており、ATとして乗れるのがNC750Sの良いところ。シフト操作がハンドルバーのスイッチに変わるだけでライダーの疲労は大幅に低減されます。特にNC750Sの使用が想定されるシチュエーションはやはり信号の多い市街地がメインです。シフト操作の簡易化は普段のライディングを格段に楽にしてくれます。一方、MTに乗り慣れた方にも違和感を与えない様に、2016年モデルではシフトタイミングをモード別に選択することが可能です。高回転まで回したい方、低速でリズム良くチェンジしていきたい方、両方に合わせることが出来ます。

 

ホンダ NC750S

デザイン面でも凝っており、シートは2トーンで塗り分けられています。赤と黒を基調に、シートやサイドカウル、タンクとトータルでバランスを取っています。遊び心の有るカラーリングで若いライダーへの訴求力を高めていますね。またNC750Sでは燃料タンクの位置はラゲッジスペースとなっており、21Lの容量はフルフェイスヘルメットも余裕で収納が可能です。

更にマイナーチェンジでETCとグリップヒーターが標準装備化されたことは有り難いです。NC750Sクラスの大型バイクなら性能的にも高速道路で不足は有りません。一応オプションのウインドスクリーンでスクリーンの高さを50mm上げることが出来る為、高速道路のきつい走行風に耐えることが出来ます。冬季の寒さを防ぐグリップヒーターも嬉しい装備です。ライトもLEDライト化され、高級感をより高めています。

 


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動画内の様に女性が乗っても扱い易く、様になるNC750S。バイクを知り尽くしたホンダならではのスタンダードモデルです。

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