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SR400 (ヤマハ)

2016年4月23日

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ヤマハ SR400

今日はヤマハのネイキッドとしてあまりにも有名なSR400のお話です。ノーマルのルックスはどちらかというと大人しめで非常にお洒落な奴ですね。あまりバイクに興味の無い方にも好感を持たれやすいデザインをしています。しかしその外見とは裏腹にビッグシングルの独特なフィーリングはラフでごつい性格です。

目次

  • 1 正統派クラシックスタイル
  • 2 400cc単気筒の振動半端無い…
  • 3 今時硬派なキックオンリー
  • 4 CB400SFに速さで勝つのは…
  • 5 関連記事

正統派クラシックスタイル

恐らくSR400を購入される方のほとんどが、この伝統的な様式を今なお維持するスタイルに惚れた方ではないでしょうか。既に数十年単位でほとんど変わらぬ姿を保っています。中身は流石に排ガス規制や騒音規制に対応する為に改良が入っていますが、外見は未だに旧来のネイキッドバイクそのものです。ヤマハもそれを良くわかっているので馬力向上等のスペックアップよりも、タンクやフェンダー、マフラー等にステータスを全振りしている感すら有ります。またこのスタイルを利用してカフェレーサー化したり、カスタムで遊ぶことが出来るのもSR400の魅力です。所有欲を満たす、という点ではとても良いバイクです。

400cc単気筒の振動半端無い…

ヤマハ SR400

SR400は400cc単気筒エンジンを搭載しています。最大馬力の26馬力を発生する回転数は6500回転ですから、あまり高回転まで回して使うエンジンでは有りません。細かくシフトアップして極力低い回転数を維持してやるのが快適に乗るコツです。排気量の大きい単気筒のため、低速トルクは十分です。

しかしSR400は初見の方がびっくりするくらい強烈な振動に襲われます。セロー250でもかなり振動を受けましたが、400ccになるともう1段上のパルス感です。アクセルを開け、回転が上昇すると共に「バババッ」と乾いた炸裂音が響き、ハンドルを握る手にも強い振動が伝わってきます。あまり現代のバイクには無いフィーリングですね。ハンドル、シート、恐ろしいレベルで振動します。特にシートは本来固過ぎる物では無いのですが、強過ぎる振動でお尻が痺れてきます。電動マッサージ機の振動モードの様な強烈さです。これを体感すると、エンジンの振動でネジが緩むというのもあながち嘘ではないことがわかりますね。路面の入力はそこそこ上手にいなしてくれるのですが、それ以上にエンジンの咆哮が大きいです。

この特徴的なエンジン特性の為、クラシックな外見のみに惚れて購入すると、色んな意味で衝撃を受けそうです。正直このエンジン特性から、SR400はマニアの方が購入される方がより向いている様に思います。単にネイキッドが欲しいだけならCB400SFの方が圧倒的に快適です。

今時硬派なキックオンリー

一般に儀式と表現されますが、SR400はセルフスターター無しのキックスタートオンリーです。この21世紀の時代において、公道走行向けのバイクとしては恐ろしく貴重な仕様になっています。キックペダルを勢い良く踏み抜いて一発始動出来た時の喜びは何にも変え難い物が有りますが、慣れないとエンジンをかけることすら出来ません。見た目と違い、かなり硬派な仕様ですね。そういう点で、最初の一台としてはやや癖が強いと言えます。キックスタート方式の構造上、交差点など後ろが使えている状況で再スタートするのは非常に苦痛です。今時のボタン一発で再始動出来るバイクに慣れていると中々乗りたい気持ちにさせてくれないのも事実です。

CB400SFに速さで勝つのは…

400ccネイキッドですと、国産ではホンダのCB400SFかスズキのGSR400が有名ですが、4気筒でちょっとスポーツ走行しようと思った時も相当速いこの2機に対し、SR400はあまり過激なスポーツ特性をしていません。同じネイキッドですが、速さで勝つというのは非常に難しいと思います。峠やサーキットに持ち込む予定ならSR400は選択肢から外して良いのではないでしょうか。逆に街中のストップ&ゴーの多い場面では、トルクが太いSR400の方がラフに扱うことも出来るので多少分が有ります。激しい振動を回避する意味でも、低回転でトコトコ走行する方が快適に付き合えるかと思います。

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Filed Under: 250cc~, ヤマハのバイク Tagged With: ネイキッド

 

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