250cc~

キムコ Downtown 125i / 350iはここが凄い!!

キムコ Downtown 125i / 350i

Downtownはキムコが製作するスポーツツーリングスクーターシリーズで、大柄なボディが生み出す快適さとイタリア人デザイナーを起用したことによるスポーティなデザイン面が魅力です。大ぶりな2眼ヘッドライトの間にはエアインテーク調のダクトが設けられているため、正面から見た時のインパクトはかなりのものです。

Downtown125i 2016-

キムコ Downtown 125i / 350i

まずは125cc版のDowntown 125iから。125ccとしては写真でもわかるほど大きく、実際の車体サイズは2255×780×1310です。これは125ccスクーターとしてはかなり大きめで、ホイールベースも1553mmのロングホイールベース設計になっています。125iは大排気量モデルの350iと車体を共有しているため、同排気量の中でも迫力のボディが特徴的です。125ccは街中の取り回しは良いけど、ツーリング時の安定感は・・・と考えている方には125iは強い味方と言えるでしょう。ただし大きい車体の分、シート高は810mm、車両重量は178kgと250cc相当です。

サスペンションはフロントにφ37の正立式テレスコピックフォーク、リアはダブルスイング式です。ブレーキはフロントに260mm、リア240mmのシングルディスクブレーキとなっています。
ホイールはフロント14インチ、リア13インチのアルミキャストホイール。タイヤサイズはフロント120/80-14、リア150/70-13で、大柄な車体に合わせ、太めのサイズ感ですね。

キムコ Downtown 125i / 350i

エンジンは124.8ccの水冷単気筒。最高出力は125ccスクーターの中では高出力な15馬力/8750~9000回転、最大トルクは1.12kg・m/7000回転です。このクラスのスクーターは15馬力出ないことがほとんどですが、Downtown 125iではフルスペックに相当する数字が出ています。国内で取り扱いの有る125ccスクーターの中では珍しい例です。スポーティな外見にふさわしい運動性能を持っています。
燃費性能も、この124.8ccの単気筒は優秀です。車両重量が重くても46km/Lの走行が可能なため、非常にエコロジーで財布に優しいエンジンと言えます。
価格はメーカーの希望小売価格が約50万円。125ccのスクーターとしては高めですね。ただ125ccでもっと距離を伸ばしたい、ツーリングで疲れにくいスクーターを求める層にはおすすめできます。

Downtown 350i 2016-

キムコ Downtown 125i / 350i

次に大排気量モデルのDowntown 350i。125iとはボディを共用している為、外見・中身共に共通点は多いです。車両重量14kgアップの192kgで、エンジンパワーは2倍になっているため、350iの方が加速、最高速共に有利です。また125ccでは走行できない高速道路も走れるようになることから、高速も含めたロングツーリングでは350iに軍配が上がりそうです。

パワーアップしたエンジンは、この世代から排気量アップした321cc水冷単気筒。最高出力は30.1馬力/7500回転、最大トルク3.2kg・m/5750回転となっており、先代の300iに比べると出力・トルク共に上昇しています。
こちらは125iではパワーが物足りない、より走りに余裕が有るスクーターを求める層に受けそうです。価格も70万円と400ccスクーターの中ではお手頃な価格設定となっています。

Sponsored Link



Downtown 125i / 350i の関連記事

キムコのバイク一覧

ホンダ フォルツァ125

スズキ バーグマン400

BMW C400X