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YZF-R25 / YZF-R3 (ヤマハ)

2016年4月24日

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ヤマハ YZF-R25 / YZF-R3
illustration by 旭田48

YZF-R25を購入しようという方がやはり気になるのはR3とどこまで差が有るのかということではないでしょうか。価格的にもそれほど離れておらず、出来ることなら自分に合った方を選びたいものです。今回は両方に試乗することが出来ましたので、簡単なインプレッションをまとめました。

目次

  • 1 YZF-R25 2014-
  • 2 コーナーリングはニュートラル、ただし少しふにゃっとした感触
  • 3 ポジションは250ccフルカウル中、最高に快適
  • 4 YZF-R3に乗ってみて
  • 5 関連記事

YZF-R25 2014-

ヤマハ YZF-R25 / YZF-R3

YZF-R25の最大の売りと言えば、なんと言ってもクラストップの高出力を実現した249cc水冷2気筒エンジンでしょう。12000回転まで回して36馬力を得るハイパワーなエンジンがこいつの魅力です。このエンジンはヤマハ特有の荒っぽさというかラフな感じが有り、とにかくスムーズさを求めるホンダとは違う方向性を感じます。低い回転数を使っている限りは街中でもうるさくなく快適な走行が楽しめます。しかしパワー感という点ではまだ本領を発揮していません。これが10000回転を超えてくる辺りからパワー感が急上昇し、エンジンも一気に元気が良くなります。YZF-R25はこの辺りに明確な変化が有るので、回すのがとても面白い味付けになっています。

コーナーリングはニュートラル、ただし少しふにゃっとした感触

166kgと軽いバイクですから、車体の重さはあまり感じず、倒しこむまでの繋がりもスムーズです。ハンドリングのヤマハの評判通り、癖が無く優しい特性をしています。反面、ノーマルタイヤやサスではふにゃっとした感触になってしまい、やや柔らかめの手応えをしています。恐らくもっと限界は高いはずですが、ノーマルの状態はどちらかというとマージンをかなり取っている様に感じられました。

ポジションは250ccフルカウル中、最高に快適

次にポジションですが、これはホンダやカワサキと比較してもフレンドリーなポジションに設計されています。アップライトな姿勢に加え、ハンドルの高さやスクリーンの長さも快適性の高い作りで、スポーツツアラーという表現がぴったり来ます。SSの非常にスパルタンなポジションとは無縁です。カウルの防風性は高く、恐らく競合の250ccの中では一番疲れ知らずなモデルではないでしょうか。シート高780mmで足付き性も非常に良いので、イラストの様に女性でも両足が付きやすくなっています。175cmの私の場合、両足踵までべったり着くので恐怖感は有りません。もし250ccフルカウルの中で長距離を走行するマシンを探しているなら、YZF-R25はとてもおすすめできます。人気が出るのも頷けるユーザーフレンドリーな一台です。

ただしタンクに関しては、ノーマルのタンクカバーは体に当たらない非常に小振りな設計をされていることから、スポーツ走行時の抱きこみやすさという点ではちょっといまいちな形状でした。本格的なサーキット走行にはアフターパーツのタンクカバーに変えてあげるとより安定すると思います。

YZF-R3に乗ってみて

併売されているYZF-R3においては、R25比で70cc分排気量がアップしています。わずか70ccと思われますが、低い回転からのトルク感の増大が快適性に大きく寄与しています。YZF-R3に乗ると、YZF-R25の方が低速走行時のアクセルワークに無意識に気を使っていたことに気がつきます。都内の様に車と信号の多い環境での走行は、R3の方がずっとストレスフリーで大人の乗り味です。普段使いからサーキット走行まで幅広く使用される方にはYZF-R3は凄くおすすめです。

問題はYZF-R3の場合、単純な価格の上昇に加え、排気量の関係から車検の費用もかかってきます。維持費の安さ、お得感からするとYZF-R25の方が勝っており、実際販売台数も多いです。そもそも分厚いトルクを求めれば中型最大排気量の400ccか、大型バイクを購入していく方向に自然となります。なのでYZF-R3のポジションは日本の免許制度上ではやや不利かもしれませんね。また高回転までガンガン回してパワーを稼ぐピーキーな特性を求める方はYZF-R25の方が楽しめると思います。ただし下から豊かなトルクが出て、安定した走りを楽しむことが出来るのはYZF-R3の方です。大型のサブに買うならR25の方が遊べますし、1台でそつなくこなせるのはR3です。

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